通行人A
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ダーダッダダーダッダダーダッダダー
やぁやぁ、黒い格好のライトセイバーが似合う女とは誰だぁい?私だよ!!!
通行人名前だよ。
前回:やっちまった。
真夏の唸る暑さに身を任せ
夏休みという魔物に取りつかれ
テンションに身を任せ
ジブリに身を任せた結果………
やっちまった☆
2学期が始まってもう頭を抱えるしかない。
何やら女としてステップアップした友人達が雌みが強くなっていても、私のテンションは下がっていく一方だ。
「夏休み何してた?」
「やだ、言わせるき?」
「…………」
「おい、どーした」
「一人通夜みたいな表情だぞ」
「みんな、そっとしとけ」
「わかるだろ。私達にあって、こいつに無いもの」
「そして私達に無くなって、こいつにあるもの」
「「「「ドンマイ」」」」
「勝手に憐れむなよ。
膜があろうがなかろうが、人間強く生きられるんだから」
「お前……この季節の夏は今しかないんだぞ?」
「お前の好きなアオハルだぞ」
「アオハルどころじゃない……」
私の安全なアオハルライフを楽しむには、私は夏の魔物………そう、定期的に放送するジブリ祭りに脳ミソやられていた。
あの日だって、3週連続ジブリ祭りの最中だった。
だから、あんなことに巻き込まれたんだ。
「私は森と共に生き、森と共に死ぬ」
「なに?お前どこの山犬の姫気取りだよ」
「山犬に謝れ」
「サンに謝れ」
「山犬の姫より、お前祟り神だろ」
「「「それな」」」
「友人が酷すぎてもうやだ………バルスッ」
「「「「目が、目がぁぁあああああ」」」」
「はっはっは!!人がゴミのようだ!!」
「新学期だからってウカレんなー。
あと、教卓は神の台座じゃないぞ。
さっさと廊下並べ。
校長の長い話聞きに行くぞ」
担任に追い払われた。
今学期も元気に馬鹿やってます。
「あー、やば」
「本当馬鹿。まじ馬鹿すぎて笑った」
ジブリの神がまだ抜けていないらしい。
校長のながーーーーいお話を、むし暑い体育館で聞いてろよ。
やっぱ倒れる奴とかいるのさ。
…………うちのか弱い幼馴染とか。
多分徹夜でゲームしてたんだろうね。
昨日までのイベントで寝不足で回収してたんだろうね。
倒れた。
大丈夫か!!と駆け寄って意識が朦朧としている(寝不足)幼馴染をゆすり、先生もトサカも集まって来て運ばれていく幼馴染。
それでも話続けようとする校長。
暑さでイラッとした。
「校長室にもどれ校長!!
おまえには聞こえまい。
暑さどもに喰い荒される生徒の悲鳴が……私はここで朽ちていく身体と生徒の悲鳴に耳をかたむけながら教室に行くのを待っている。
...棒立ちから解放される瞬間を夢見ながら…」
『生徒よ…私と生徒が争わずにすむ道はないのか?
ほんとにもう少し待ってくれないのか?』
「暑さどもがあつまっている、熱中症の余波が時期にここにとどくだろう」
「生徒をどうする気だ。先生も道づれにするつもりか!!?」
『いかにも子供らしい手前勝手な考えだな。
先生方はわが学校の代表だ。
校長と生き校長が死ぬときはともにほろびる』
「我々を解きはなて!!我々はもう暑さに耐えられんぞ!!」
「だまれ、校長!!
おまえに生徒の不幸が癒せるのか。
悪ふざけをおかした生徒がアオハルのために罰として出されたのが反省文だ……!!
大人にもなれず子供にもなりきれぬ哀れで醜い可愛い我が同胞だ!!
おまえに生徒を救えるか!!?」
『わからぬ……だが共に生きることはできる!!』
「ファッファッ、どうやって生きるのだ。
生徒と共に熱中症と戦うというのか」
『ちがう!!それでは倒れる者をふやすだけだ』
「校長…もうお前にできることはなにもない。お前は時期に涼しいクーラーの効いた部屋に戻る身だ。唸る暑さとともにここを立ち去れ!!」
「何やってんの、お前」
パスッと、担任に頭を叩かれた。
そして爆笑する生徒達。
「校長せんせーの話が長いから、つい。
あと、私以外の奴もコント入ってたよね?」
「校長先生も俺ら先生も頑張ってんの。
暑いの一緒なの。
お前らだけじゃないの。
だから校長先生巻き込んでコントすんな。
そして言い出しっぺのお前が一番悪いから反省文な」
「じゃあもう止めよ?もう教室戻ろう。
一番悪いなんて侵害だ」
「あと少しくらい校長先生の話聞いてやれよ。
お前とコントしてくれたんだから、聞いてやれよ」
「校長先生、手短によろしくお願いしまーす。
あ、もののけ姫の台詞覚えてるとか凄いですね!!感動しました!!」
『うんうん。
君ら生徒の言い分はわかったからまずはすぐ終わるようにもう少し待ってね?』
爆笑した。
全校生徒爆笑した。
後悔はしてない。
反省文出されたけど。
「やっぱ姉御はやらかすこと違うわ」
「流石っす、姉御」
「やめぃ!!姉御言うなし」
やべ、また思い出した。
夏休みの散々スルーしてきたのに、やらかした事を。
再びじめじめとキノコ生やす私を馬鹿にする友達。
酷いや。ぐすんっ。
「って事はやってた」
「やっぱあんたオカシイわよね」
「姉さん、酷いや。
最近の事聞きたいって言うから言ったのに」
「むしろ聞きたくなかったわ。
アホ過ぎるでしょ」
「酷いや!!心外だ!!」
「あんたイカれてるから呪術師向きよ。
遠慮しないでこっち来なさいよ」
「やーだー。人間辞めたくないー」
「オイコラ、人間だっつーの」
「ムリムリ。私かめはめ波出せないもの」
「全員かめはめ波出来ると思うなアホ」
姉さんに頭叩かれた。
姉さんに見えることバレたけど
人間界に居たいからそちらにはいきたくない。
やだよ。痛いこととかさー
存在は痛いけど、物理的なのは嫌だよー。
「五条と夏油と硝子に会ったのが運尽きたわね」
「チクショー。
ちなみに出会ったのはこの店でした」
よくお世話になってるファーストフード店。
アップルパイの売上に貢献してます。
「さっさと来なさいよ。待ってるから」
「いくら姉さんのお誘いでもノーセンキュー。
私は森と共に生き森と共に朽ちる」
「森なら高専にあるわよ」
「私は高層ビルと共に生き高層ビルと共に朽ちる」
「本当馬鹿ね、あんた。
飽きないわ」
呆れた顔の姉さん。
ちなみに姉さんが東京来るたび、こうして愚痴ってる。
白髪と前髪が……特に白髪が腹立つと怒りを発散させ、私は最近起こった出来事を話している。
「けど、気を引き締めなさいよ。
あんた自身だけじゃなく周りを巻き込む可能性をよーく考えて選びなさい」
私達の世界は優しくないから、と
姉さんは寂しそうに言った。
だからそっとアップルパイを渡した。
………支払ったのは姉さんだけどな。
「集会盛り上がったんだって?見たかったわ」
「本当羞恥心どこ捨ててきたの?」
「うわ、幼馴染も酷いや」
「「酷いのはお前の頭の中だ」
解せぬ
あとがき
引き続き、ジブリ熱。
やぁやぁ、黒い格好のライトセイバーが似合う女とは誰だぁい?私だよ!!!
通行人名前だよ。
前回:やっちまった。
真夏の唸る暑さに身を任せ
夏休みという魔物に取りつかれ
テンションに身を任せ
ジブリに身を任せた結果………
やっちまった☆
2学期が始まってもう頭を抱えるしかない。
何やら女としてステップアップした友人達が雌みが強くなっていても、私のテンションは下がっていく一方だ。
「夏休み何してた?」
「やだ、言わせるき?」
「…………」
「おい、どーした」
「一人通夜みたいな表情だぞ」
「みんな、そっとしとけ」
「わかるだろ。私達にあって、こいつに無いもの」
「そして私達に無くなって、こいつにあるもの」
「「「「ドンマイ」」」」
「勝手に憐れむなよ。
膜があろうがなかろうが、人間強く生きられるんだから」
「お前……この季節の夏は今しかないんだぞ?」
「お前の好きなアオハルだぞ」
「アオハルどころじゃない……」
私の安全なアオハルライフを楽しむには、私は夏の魔物………そう、定期的に放送するジブリ祭りに脳ミソやられていた。
あの日だって、3週連続ジブリ祭りの最中だった。
だから、あんなことに巻き込まれたんだ。
「私は森と共に生き、森と共に死ぬ」
「なに?お前どこの山犬の姫気取りだよ」
「山犬に謝れ」
「サンに謝れ」
「山犬の姫より、お前祟り神だろ」
「「「それな」」」
「友人が酷すぎてもうやだ………バルスッ」
「「「「目が、目がぁぁあああああ」」」」
「はっはっは!!人がゴミのようだ!!」
「新学期だからってウカレんなー。
あと、教卓は神の台座じゃないぞ。
さっさと廊下並べ。
校長の長い話聞きに行くぞ」
担任に追い払われた。
今学期も元気に馬鹿やってます。
「あー、やば」
「本当馬鹿。まじ馬鹿すぎて笑った」
ジブリの神がまだ抜けていないらしい。
校長のながーーーーいお話を、むし暑い体育館で聞いてろよ。
やっぱ倒れる奴とかいるのさ。
…………うちのか弱い幼馴染とか。
多分徹夜でゲームしてたんだろうね。
昨日までのイベントで寝不足で回収してたんだろうね。
倒れた。
大丈夫か!!と駆け寄って意識が朦朧としている(寝不足)幼馴染をゆすり、先生もトサカも集まって来て運ばれていく幼馴染。
それでも話続けようとする校長。
暑さでイラッとした。
「校長室にもどれ校長!!
おまえには聞こえまい。
暑さどもに喰い荒される生徒の悲鳴が……私はここで朽ちていく身体と生徒の悲鳴に耳をかたむけながら教室に行くのを待っている。
...棒立ちから解放される瞬間を夢見ながら…」
『生徒よ…私と生徒が争わずにすむ道はないのか?
ほんとにもう少し待ってくれないのか?』
「暑さどもがあつまっている、熱中症の余波が時期にここにとどくだろう」
「生徒をどうする気だ。先生も道づれにするつもりか!!?」
『いかにも子供らしい手前勝手な考えだな。
先生方はわが学校の代表だ。
校長と生き校長が死ぬときはともにほろびる』
「我々を解きはなて!!我々はもう暑さに耐えられんぞ!!」
「だまれ、校長!!
おまえに生徒の不幸が癒せるのか。
悪ふざけをおかした生徒がアオハルのために罰として出されたのが反省文だ……!!
大人にもなれず子供にもなりきれぬ哀れで醜い可愛い我が同胞だ!!
おまえに生徒を救えるか!!?」
『わからぬ……だが共に生きることはできる!!』
「ファッファッ、どうやって生きるのだ。
生徒と共に熱中症と戦うというのか」
『ちがう!!それでは倒れる者をふやすだけだ』
「校長…もうお前にできることはなにもない。お前は時期に涼しいクーラーの効いた部屋に戻る身だ。唸る暑さとともにここを立ち去れ!!」
「何やってんの、お前」
パスッと、担任に頭を叩かれた。
そして爆笑する生徒達。
「校長せんせーの話が長いから、つい。
あと、私以外の奴もコント入ってたよね?」
「校長先生も俺ら先生も頑張ってんの。
暑いの一緒なの。
お前らだけじゃないの。
だから校長先生巻き込んでコントすんな。
そして言い出しっぺのお前が一番悪いから反省文な」
「じゃあもう止めよ?もう教室戻ろう。
一番悪いなんて侵害だ」
「あと少しくらい校長先生の話聞いてやれよ。
お前とコントしてくれたんだから、聞いてやれよ」
「校長先生、手短によろしくお願いしまーす。
あ、もののけ姫の台詞覚えてるとか凄いですね!!感動しました!!」
『うんうん。
君ら生徒の言い分はわかったからまずはすぐ終わるようにもう少し待ってね?』
爆笑した。
全校生徒爆笑した。
後悔はしてない。
反省文出されたけど。
「やっぱ姉御はやらかすこと違うわ」
「流石っす、姉御」
「やめぃ!!姉御言うなし」
やべ、また思い出した。
夏休みの散々スルーしてきたのに、やらかした事を。
再びじめじめとキノコ生やす私を馬鹿にする友達。
酷いや。ぐすんっ。
「って事はやってた」
「やっぱあんたオカシイわよね」
「姉さん、酷いや。
最近の事聞きたいって言うから言ったのに」
「むしろ聞きたくなかったわ。
アホ過ぎるでしょ」
「酷いや!!心外だ!!」
「あんたイカれてるから呪術師向きよ。
遠慮しないでこっち来なさいよ」
「やーだー。人間辞めたくないー」
「オイコラ、人間だっつーの」
「ムリムリ。私かめはめ波出せないもの」
「全員かめはめ波出来ると思うなアホ」
姉さんに頭叩かれた。
姉さんに見えることバレたけど
人間界に居たいからそちらにはいきたくない。
やだよ。痛いこととかさー
存在は痛いけど、物理的なのは嫌だよー。
「五条と夏油と硝子に会ったのが運尽きたわね」
「チクショー。
ちなみに出会ったのはこの店でした」
よくお世話になってるファーストフード店。
アップルパイの売上に貢献してます。
「さっさと来なさいよ。待ってるから」
「いくら姉さんのお誘いでもノーセンキュー。
私は森と共に生き森と共に朽ちる」
「森なら高専にあるわよ」
「私は高層ビルと共に生き高層ビルと共に朽ちる」
「本当馬鹿ね、あんた。
飽きないわ」
呆れた顔の姉さん。
ちなみに姉さんが東京来るたび、こうして愚痴ってる。
白髪と前髪が……特に白髪が腹立つと怒りを発散させ、私は最近起こった出来事を話している。
「けど、気を引き締めなさいよ。
あんた自身だけじゃなく周りを巻き込む可能性をよーく考えて選びなさい」
私達の世界は優しくないから、と
姉さんは寂しそうに言った。
だからそっとアップルパイを渡した。
………支払ったのは姉さんだけどな。
「集会盛り上がったんだって?見たかったわ」
「本当羞恥心どこ捨ててきたの?」
「うわ、幼馴染も酷いや」
「「酷いのはお前の頭の中だ」
解せぬ
あとがき
引き続き、ジブリ熱。