最期まであなたと
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君に出会って恋をした。
君と過ごして愛を育んだ。
当たり前に隣にいることが幸せで
嘘つきな君も
意地悪な君も
弱い君も
優しい君も
正義感がある君も
強い君も
愛しくて
哀しかった。
16歳の春、君と出会い
16歳の夏、君に恋をし
16歳の秋、君達と仲間になれた。
繁忙期もそこそこに、任務では少しだけ余裕を持って動けるようになってきて、夏油くんに誉められた。
「名前、最近怪我少なくなったね」
「反転術式も使えるし器用だよ」
「本当?」
「まだまだだけどな」
「………はい」
「五条……」
「悟……」
少し誉められて嬉しくなったが、五条くんに指摘される。
しゅん、となる私に夏油くんと硝子ちゃんはジト目で五条くんを見ていたが、五条くんの言うとおり自惚れたら気が緩んでしまう。
「ありがとう、五条くん」
「なんだよ」
「気を抜かないように、もっと頑張って迷惑かけないようにするから…」
「………あのさぁ、お前何なの?」
「えっと……?」
「弱いのに頑張ったところでせいぜい二級止まりだろ。
死ぬ前に実家に戻って幸せになった方がずーっといいんじゃねぇの」
「悟、言い過ぎだぞ」
「傑は黙ってろ。
守って貰ってばっかの最弱が頑張ったところで死なないなんて奇跡続かねーよ。
いつでも傑はお前のお守りなんてしてらんないんだぜ?」
「………わかって、ます」
「死にたくないなら術師辞めろよ。
ここは仲良しこよしの為の場じゃない
辞めたくない理由がわかんねぇ」
「五条」
「お前らもこいつ甘やかしてばっかいたら、こいつの為にならねーだろ」
もっともな意見にぐぅの音も出ない。
正論に唇を噛み締める。
「反転術式扱えるからって、無謀に突っ込んで行くなら意味ねーだろ。
呪具だって先生に言えばもっと他の扱いやすい武器だって借りられる。
無茶と無謀は頑張りなんかじゃねーし
目の前で大怪我するのを見守る傑や硝子の気持ちも考えろよ。
お前を大事にしてくれてる奴はお前の心配してんだから」
「………はい」
「傑だって暇じゃねーんだから……
少しだけなら俺も面倒見てやる」
「は………え?」
「嫌なのかよ」
「嫌、じゃ…無い、ですけど………
五条くん、私のこと嫌じゃ…?」
「面倒だったらすぐ辞める」
「お願いします」
頭を下げれば、顔を背けられた。
「うわぁ……私達のことをダシにして
除け者扱いが嫌だから無理矢理こじつけたよ」
「寂しいならそう言えばいいのにな」
「女々しいね」
「お前ら聞こえてんぞ」
「悟、仲間外れは寂しいって素直に言えば良かったのに」
「五条寂しん坊かよ」
「夏油くん、硝子ちゃん……五条くんは私が弱すぎて2人に心配かける私を叱ってくれただけだよ!!
あの……ごめんね、いつも心配かけて」
「名前……」
「清い」
何故か夏油くんと、硝子ちゃんに頭を撫でられる。
それを見ていた五条くんが、あり得ないものを見る目で見てくる。
「………こいつ、馬鹿?」
「ごめんなさい……」
「名前はピュアなんだよ。
ネジ曲がった五条と一緒にすんな」
「よしよし。悟に虐められたら私に言うんだよ?」
「お前ら過保護すぎんだろ」
五条くんは宣言通り、ちょくちょく指導してくれるようになった。
あそこが駄目、ここが駄目、扱い方はこう……と、新しい呪具を色々試すようになった時も色々扱い方を教えてくれた。
夏油くんとは違い、すぐに鋭い指摘が飛んでくるので、厳しくはあったが、その分自分の駄目なところがすぐわかるので勉強になった。
「………今の動きいいじゃん」
「本当?」
「まだまだだけどな」
「五条くん、いつもありが……あれ?」
「は?ちょっ!?」
誉められてお礼を伝えようとしたのだが、それより先にポロポロと涙が溢れ落ちる。
途端焦りだした五条くんには悪いが、袖で涙を拭こうとして五条くんに腕を捕まれて止められる。
「目、腫れんだろ」
「ごめっ、なんで…涙…っ」
「名前、本当泣き虫だな」
「………名前」
「なんだよ」
「五条くんが……初めて、呼んで……くれっ」
「なーくーなーよ」
なぜか両腕を万歳の状態で持たれたまま、私は五条くんが初めて名前を呼んでくれたことに感激し、ボロボロ泣き出す。
「うーわ。五条が泣かせた」
「悟、覚悟はいいかい?」
「SECOMかよ」
飲み物を買いに行き、戻ってきた2人。
両腕を万歳し、腕を捕まれて泣いている名前を見て、2人の表情が消えていく。
五条から名前を引き離し、2人が名前の涙を拭う。
「悟に酷いことされたのかい?」
「五条削ぎ落とす?」
「何もしてねーよ」
「名前……名前、初めて……呼ばれ、て」
嬉しくて……と溢せば、2人に頭を撫でられる。
「「良かったね」」
「お前ら親かよ」
少しずつだが、やっと三人と肩を並べて歩けるようになった気がした。
まだまだ実力は三人に及ばないし、追い付くことは出来ないけれど……
私は、一人ぼっちじゃないと思えるようになったんだ。
仲間が、出来たと。
夏油くんの一言に救われてから、彼を異性として意識するようになった。
単純な女だと言われても仕方がないが、思春期に異性を意識するには充分な衝撃だった。
でも、彼の隣に立てる自信などなく、同級生として、仲間として当たり障りなく出来る限り意識していることがバレないように過ごした。
そもそも、私に恋愛にかまけている暇などなく、まずは彼等に迷惑かけないように、術師としての実力を先に身に付けなければならないのだから。
「名前、好きなタイプは?」
「………硝子ちゃん、いきなりどーしたの?」
「夏油と五条ならどっちがいい?」
「それ、俺らがいるとこで聞く質問か?」
「気になって」
「硝子ちゃんは?
夏油くんと五条くんならどっちなの?」
「どっちもお断りだな」
「「………」」
ジトリ、と硝子ちゃんを見つめる2人に、クスクスと笑いが込み上げる。
「で、どっちがタイプだ?」
「おかしいな?二択しかないよ?」
「クズ一択だろ?」
「硝子ちゃん………」
バッサリと真顔で切り捨てる硝子ちゃんに、二人が無言で私を見てくるが、悪いのは私かな?
「私は答えたよ」
「硝子ちゃんがいい」
「やったね。けど、五条か夏油のどっちか」
「………私が選ぶには、どっちも畏れ多いよ」
じっと見られているなか、選べなんて無理だ。
しかも、私がどっちかを選べる立場にいないのだから、選べるわけがない。
「ズルい答えだね」
「私が二人のどちらかを選べる立場じゃないもの」
「お前はすーぐ卑屈になるな」
「硝子ちゃんみたいに綺麗だったらなぁ」
「名前は可愛いと思うけど」
さらりと夏油くんに言われて、きょとんとしてしまう。何を言われたか頭が理解して、顔に一気に熱が上がる。
「夏油くん……手慣れてるっ」
「ん?おかしなこと言ったかい?」
「お世辞は嬉しいけど、慣れてないから不意打ち止めてよ」
「事実を言っただけだよ」
くすり、と笑う彼に翻弄されてしまう私は単純だ。けど、彼は優しいからだと自分に必死に言い聞かす。
「傑……お前…」
「なんだい?悟」
「近付くな」
「硝子ちゃん?」
「酷いなぁ、2人して」
微妙な顔をした五条くんと硝子ちゃんが私の目の前に来て壁となり、なぜか夏油くんと距離を置かれた。
「夏油、お前は駄目だ」
「傑、流石に汚しちゃいけないものもあるだろ」
「君達は私を何だと思っているんだい?」
「クズ」
「人妻好き」
「………二人とも、ちょっとあっちで話そうか」
何故か夏油くんが怒っていて、額に青筋が見える。私が何か怒らせたのかとオロオロしていたら、五条くんに頭を押さえられる。
「名前、お前はそのまま綺麗なままでいろよ。傑なんかに汚されんな」
「?」
「この子、たまに抜けてるから本当に心配」
「わかる。ぽわぽわしてるよな」
「道案内してとか言われて呑気に車乗り込むタイプだな」
「飴あげるって言われても着いてっちゃ駄目だよ?」
「………五条くんも硝子ちゃんも、私のこと何歳児だと思ってるの?」
「………名前、お前絶対一人で街中歩くなよ
」
「声掛けられてもシカトしな」
「お前が思っている以上に、お前は危機感が足りなすぎ」
「ちゃんと呪霊相手に危機感あるよ」
「………名前は必ず誰かと行動するんだよ?
街に行くときは私に声を掛けてくれ」
「うん?」
なぜか三人に心配をされることが多くなったが、出掛けるときはみんなで出掛ける回数が増えて、楽しかった。
気付けば夏油くんは私の隣にいてくれて、何もないところでよく躓く私を庇って支えてくれたため、転ばなくなった。
五条くんは夏油くんと一緒にいるところを見ると、間に入って夏油くんと喧嘩を始めることが多くなった。
硝子ちゃんとは引っ付く回数が増えた。
私はやっと、みんなの仲間入りが出来た気がして嬉しかった。
あとがき
SECOMが三人に増えました。
悟はお兄ちゃん気分で可愛がります。
硝子もお姉さん気分で可愛がります。
だって、見ていないと悪い狼さんが
眈々と狙っていますから……
君と過ごして愛を育んだ。
当たり前に隣にいることが幸せで
嘘つきな君も
意地悪な君も
弱い君も
優しい君も
正義感がある君も
強い君も
愛しくて
哀しかった。
16歳の春、君と出会い
16歳の夏、君に恋をし
16歳の秋、君達と仲間になれた。
繁忙期もそこそこに、任務では少しだけ余裕を持って動けるようになってきて、夏油くんに誉められた。
「名前、最近怪我少なくなったね」
「反転術式も使えるし器用だよ」
「本当?」
「まだまだだけどな」
「………はい」
「五条……」
「悟……」
少し誉められて嬉しくなったが、五条くんに指摘される。
しゅん、となる私に夏油くんと硝子ちゃんはジト目で五条くんを見ていたが、五条くんの言うとおり自惚れたら気が緩んでしまう。
「ありがとう、五条くん」
「なんだよ」
「気を抜かないように、もっと頑張って迷惑かけないようにするから…」
「………あのさぁ、お前何なの?」
「えっと……?」
「弱いのに頑張ったところでせいぜい二級止まりだろ。
死ぬ前に実家に戻って幸せになった方がずーっといいんじゃねぇの」
「悟、言い過ぎだぞ」
「傑は黙ってろ。
守って貰ってばっかの最弱が頑張ったところで死なないなんて奇跡続かねーよ。
いつでも傑はお前のお守りなんてしてらんないんだぜ?」
「………わかって、ます」
「死にたくないなら術師辞めろよ。
ここは仲良しこよしの為の場じゃない
辞めたくない理由がわかんねぇ」
「五条」
「お前らもこいつ甘やかしてばっかいたら、こいつの為にならねーだろ」
もっともな意見にぐぅの音も出ない。
正論に唇を噛み締める。
「反転術式扱えるからって、無謀に突っ込んで行くなら意味ねーだろ。
呪具だって先生に言えばもっと他の扱いやすい武器だって借りられる。
無茶と無謀は頑張りなんかじゃねーし
目の前で大怪我するのを見守る傑や硝子の気持ちも考えろよ。
お前を大事にしてくれてる奴はお前の心配してんだから」
「………はい」
「傑だって暇じゃねーんだから……
少しだけなら俺も面倒見てやる」
「は………え?」
「嫌なのかよ」
「嫌、じゃ…無い、ですけど………
五条くん、私のこと嫌じゃ…?」
「面倒だったらすぐ辞める」
「お願いします」
頭を下げれば、顔を背けられた。
「うわぁ……私達のことをダシにして
除け者扱いが嫌だから無理矢理こじつけたよ」
「寂しいならそう言えばいいのにな」
「女々しいね」
「お前ら聞こえてんぞ」
「悟、仲間外れは寂しいって素直に言えば良かったのに」
「五条寂しん坊かよ」
「夏油くん、硝子ちゃん……五条くんは私が弱すぎて2人に心配かける私を叱ってくれただけだよ!!
あの……ごめんね、いつも心配かけて」
「名前……」
「清い」
何故か夏油くんと、硝子ちゃんに頭を撫でられる。
それを見ていた五条くんが、あり得ないものを見る目で見てくる。
「………こいつ、馬鹿?」
「ごめんなさい……」
「名前はピュアなんだよ。
ネジ曲がった五条と一緒にすんな」
「よしよし。悟に虐められたら私に言うんだよ?」
「お前ら過保護すぎんだろ」
五条くんは宣言通り、ちょくちょく指導してくれるようになった。
あそこが駄目、ここが駄目、扱い方はこう……と、新しい呪具を色々試すようになった時も色々扱い方を教えてくれた。
夏油くんとは違い、すぐに鋭い指摘が飛んでくるので、厳しくはあったが、その分自分の駄目なところがすぐわかるので勉強になった。
「………今の動きいいじゃん」
「本当?」
「まだまだだけどな」
「五条くん、いつもありが……あれ?」
「は?ちょっ!?」
誉められてお礼を伝えようとしたのだが、それより先にポロポロと涙が溢れ落ちる。
途端焦りだした五条くんには悪いが、袖で涙を拭こうとして五条くんに腕を捕まれて止められる。
「目、腫れんだろ」
「ごめっ、なんで…涙…っ」
「名前、本当泣き虫だな」
「………名前」
「なんだよ」
「五条くんが……初めて、呼んで……くれっ」
「なーくーなーよ」
なぜか両腕を万歳の状態で持たれたまま、私は五条くんが初めて名前を呼んでくれたことに感激し、ボロボロ泣き出す。
「うーわ。五条が泣かせた」
「悟、覚悟はいいかい?」
「SECOMかよ」
飲み物を買いに行き、戻ってきた2人。
両腕を万歳し、腕を捕まれて泣いている名前を見て、2人の表情が消えていく。
五条から名前を引き離し、2人が名前の涙を拭う。
「悟に酷いことされたのかい?」
「五条削ぎ落とす?」
「何もしてねーよ」
「名前……名前、初めて……呼ばれ、て」
嬉しくて……と溢せば、2人に頭を撫でられる。
「「良かったね」」
「お前ら親かよ」
少しずつだが、やっと三人と肩を並べて歩けるようになった気がした。
まだまだ実力は三人に及ばないし、追い付くことは出来ないけれど……
私は、一人ぼっちじゃないと思えるようになったんだ。
仲間が、出来たと。
夏油くんの一言に救われてから、彼を異性として意識するようになった。
単純な女だと言われても仕方がないが、思春期に異性を意識するには充分な衝撃だった。
でも、彼の隣に立てる自信などなく、同級生として、仲間として当たり障りなく出来る限り意識していることがバレないように過ごした。
そもそも、私に恋愛にかまけている暇などなく、まずは彼等に迷惑かけないように、術師としての実力を先に身に付けなければならないのだから。
「名前、好きなタイプは?」
「………硝子ちゃん、いきなりどーしたの?」
「夏油と五条ならどっちがいい?」
「それ、俺らがいるとこで聞く質問か?」
「気になって」
「硝子ちゃんは?
夏油くんと五条くんならどっちなの?」
「どっちもお断りだな」
「「………」」
ジトリ、と硝子ちゃんを見つめる2人に、クスクスと笑いが込み上げる。
「で、どっちがタイプだ?」
「おかしいな?二択しかないよ?」
「クズ一択だろ?」
「硝子ちゃん………」
バッサリと真顔で切り捨てる硝子ちゃんに、二人が無言で私を見てくるが、悪いのは私かな?
「私は答えたよ」
「硝子ちゃんがいい」
「やったね。けど、五条か夏油のどっちか」
「………私が選ぶには、どっちも畏れ多いよ」
じっと見られているなか、選べなんて無理だ。
しかも、私がどっちかを選べる立場にいないのだから、選べるわけがない。
「ズルい答えだね」
「私が二人のどちらかを選べる立場じゃないもの」
「お前はすーぐ卑屈になるな」
「硝子ちゃんみたいに綺麗だったらなぁ」
「名前は可愛いと思うけど」
さらりと夏油くんに言われて、きょとんとしてしまう。何を言われたか頭が理解して、顔に一気に熱が上がる。
「夏油くん……手慣れてるっ」
「ん?おかしなこと言ったかい?」
「お世辞は嬉しいけど、慣れてないから不意打ち止めてよ」
「事実を言っただけだよ」
くすり、と笑う彼に翻弄されてしまう私は単純だ。けど、彼は優しいからだと自分に必死に言い聞かす。
「傑……お前…」
「なんだい?悟」
「近付くな」
「硝子ちゃん?」
「酷いなぁ、2人して」
微妙な顔をした五条くんと硝子ちゃんが私の目の前に来て壁となり、なぜか夏油くんと距離を置かれた。
「夏油、お前は駄目だ」
「傑、流石に汚しちゃいけないものもあるだろ」
「君達は私を何だと思っているんだい?」
「クズ」
「人妻好き」
「………二人とも、ちょっとあっちで話そうか」
何故か夏油くんが怒っていて、額に青筋が見える。私が何か怒らせたのかとオロオロしていたら、五条くんに頭を押さえられる。
「名前、お前はそのまま綺麗なままでいろよ。傑なんかに汚されんな」
「?」
「この子、たまに抜けてるから本当に心配」
「わかる。ぽわぽわしてるよな」
「道案内してとか言われて呑気に車乗り込むタイプだな」
「飴あげるって言われても着いてっちゃ駄目だよ?」
「………五条くんも硝子ちゃんも、私のこと何歳児だと思ってるの?」
「………名前、お前絶対一人で街中歩くなよ
」
「声掛けられてもシカトしな」
「お前が思っている以上に、お前は危機感が足りなすぎ」
「ちゃんと呪霊相手に危機感あるよ」
「………名前は必ず誰かと行動するんだよ?
街に行くときは私に声を掛けてくれ」
「うん?」
なぜか三人に心配をされることが多くなったが、出掛けるときはみんなで出掛ける回数が増えて、楽しかった。
気付けば夏油くんは私の隣にいてくれて、何もないところでよく躓く私を庇って支えてくれたため、転ばなくなった。
五条くんは夏油くんと一緒にいるところを見ると、間に入って夏油くんと喧嘩を始めることが多くなった。
硝子ちゃんとは引っ付く回数が増えた。
私はやっと、みんなの仲間入りが出来た気がして嬉しかった。
あとがき
SECOMが三人に増えました。
悟はお兄ちゃん気分で可愛がります。
硝子もお姉さん気分で可愛がります。
だって、見ていないと悪い狼さんが
眈々と狙っていますから……