夏油
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「暑い……」
「暑いな」
「暑い暑い言わないでくれないか」
「よし、水遊びしよう」
突拍子も無い彼女の一言。
そして、フラフラどこかへ行ってしまう。
「傑、お前の彼女暑さでやられたぞ」
「みたいだね」
真っ黒な制服にガンガン照りつける太陽は地獄だ。
黙っていても汗が吹き出してくる。
黙って木陰に座っていても
直射日光に当たらないというだけで
暑さは変わらない。
「悟、傑」
「「ん?」」
振り向いた瞬間、顔に水が掛かる。
冷たい水がポタポタと地面に水滴が落ちる。
「………名前?」
「おい」
「はははっめっちゃ顔面で受けてる」
ケラケラ笑う彼女の両手にはゴツイ水鉄砲。
その後ろには硝子がゆっくり歩いて来ていて
その手には小さな水鉄砲。
「水も滴るいい男じゃん」
「お前それどっから持ってきたんだよ」
「灰原とこないだノリで買った」
「何してんだか…」
「すごくない、これ?」
キャッキャとはしゃぐ名前は硝子に気づいていないため、私と悟で話しかける。
「名前」
「ん?ぶっ」
「だっせ!!めっちゃ顔面!!」
「硝子、ナイス」
「さっき掛けた仕返しだよ、馬鹿」
どうやら硝子は先にやられたらしく
地味に怒っている。
顔を拭くのに片方置いた水鉄砲を悟が奪う。
「硝子、ごめんって!!出来心でつい」
「名前、名前」
「なに、さとんぶっ!!」
「おー、すごい威力」
「悟……返してよ」
「やーだね」
「術式禁止ね」
「使わなくても受けねーへぶっ」
ばしゃり、と制服にはじけた水の塊。
にやりと笑う名前の手には
パンパンな水風船。
「………お前」
「水鉄砲だけが武器だと誰が言ったかな」
「覚悟しろ」
「傑、傑もほらこれ」
「………どっから出したんだい?」
ゴツイ水鉄砲を再び取り出す名前。
手渡された水鉄砲を手に立ち上がれば
こちらに銃口を向けている悟と名前と硝子。
「………は?」
「「「覚悟」」」
一斉に水を掛けられ、一気に濡れる制服。
頭からポタポタ落ちる滴。
そして爆笑する三人。
「………お前ら」
「夏油がキレた」
「逃げろ、硝子!!」
「傑、隙だらけだぜ」
「悟もね」
「冷たっ」
「名前、覚悟しろ」
「え、何で私!?」
「最初にやってきたからね」
「助太刀するぞ、傑」
「やろうか、悟」
「硝子ー!!硝子助け…冷たっ!!!」
四人でべちゃべちゃになるまで
水遊びをした。
夜蛾先生に見付かり
注意されるまで。
「あー、楽しかった」
「またやろーぜ」
「やらないよ」
「これは戻ってお風呂だね」
「うわっ、ブラウスもびちゃびちゃ」
「当たりじゃん」
「傑、見て見て!!
漫画みたいにエロい!!」
突拍子も無いことをやらかすが
悟も硝子もいる前で
上の学ランを脱いで見せてくる名前。
中に着ている白いブラウスは肌に張り付き
着ている水色の下着が透けている。
じっと見つめる悟。
硝子は名前の頭を叩いて
私は名前の制服を着せる。
「馬鹿だろ」
「ゴチ」
「え、何で硝子叩いたの!?」
「名前……場所を考えてくれないか」
「ただの下着だよ?」
「だからだよ」
羞恥心がどこか薄い彼女は
たまにズレたことを口にする。
はぁ、とため息と共に
顔を手で覆う。
濡れて顔に張り付く髪が鬱陶しい。
髪をかき上げれば
何故か顔を赤らめる名前。
「どうかしたかい?」
「〜〜〜っ!!硝子、お風呂いこっ」
「服張りついて気持ち悪ぃ」
バタバタと硝子を連れて走り去る名前。
「………何だ、あれ」
「名前って以外とデカいな」
「悟、忘れろ」
「あれくらいデカいなら挟めそうじゃん」
「止めてくれないか?」
「風呂上がりに今日盛り上がんなよ」
「黙ってくれ」
「ヤるなら鍵掛けとけよ。
知らずに開けたらドキッとするから」
「悟、いい加減にしてくれ。殴るぞ」
「こっわ」
ニヤニヤ笑う親友。
しかし、エロい格好を見せられ
赤らめる顔を見てしまい
少しだけ身体が熱くなったのは事実。
風呂から上がった後
彼女を呼び出そうかと考える自分がいた。
あとがき
短い。
傑を幸せにしようと
日々の小さな幸せをポツポツと書く。
幸せな話し浮かばないから………
傑っ。
学生らしい、楽しい日々を
書いていきたい。
「暑いな」
「暑い暑い言わないでくれないか」
「よし、水遊びしよう」
突拍子も無い彼女の一言。
そして、フラフラどこかへ行ってしまう。
「傑、お前の彼女暑さでやられたぞ」
「みたいだね」
真っ黒な制服にガンガン照りつける太陽は地獄だ。
黙っていても汗が吹き出してくる。
黙って木陰に座っていても
直射日光に当たらないというだけで
暑さは変わらない。
「悟、傑」
「「ん?」」
振り向いた瞬間、顔に水が掛かる。
冷たい水がポタポタと地面に水滴が落ちる。
「………名前?」
「おい」
「はははっめっちゃ顔面で受けてる」
ケラケラ笑う彼女の両手にはゴツイ水鉄砲。
その後ろには硝子がゆっくり歩いて来ていて
その手には小さな水鉄砲。
「水も滴るいい男じゃん」
「お前それどっから持ってきたんだよ」
「灰原とこないだノリで買った」
「何してんだか…」
「すごくない、これ?」
キャッキャとはしゃぐ名前は硝子に気づいていないため、私と悟で話しかける。
「名前」
「ん?ぶっ」
「だっせ!!めっちゃ顔面!!」
「硝子、ナイス」
「さっき掛けた仕返しだよ、馬鹿」
どうやら硝子は先にやられたらしく
地味に怒っている。
顔を拭くのに片方置いた水鉄砲を悟が奪う。
「硝子、ごめんって!!出来心でつい」
「名前、名前」
「なに、さとんぶっ!!」
「おー、すごい威力」
「悟……返してよ」
「やーだね」
「術式禁止ね」
「使わなくても受けねーへぶっ」
ばしゃり、と制服にはじけた水の塊。
にやりと笑う名前の手には
パンパンな水風船。
「………お前」
「水鉄砲だけが武器だと誰が言ったかな」
「覚悟しろ」
「傑、傑もほらこれ」
「………どっから出したんだい?」
ゴツイ水鉄砲を再び取り出す名前。
手渡された水鉄砲を手に立ち上がれば
こちらに銃口を向けている悟と名前と硝子。
「………は?」
「「「覚悟」」」
一斉に水を掛けられ、一気に濡れる制服。
頭からポタポタ落ちる滴。
そして爆笑する三人。
「………お前ら」
「夏油がキレた」
「逃げろ、硝子!!」
「傑、隙だらけだぜ」
「悟もね」
「冷たっ」
「名前、覚悟しろ」
「え、何で私!?」
「最初にやってきたからね」
「助太刀するぞ、傑」
「やろうか、悟」
「硝子ー!!硝子助け…冷たっ!!!」
四人でべちゃべちゃになるまで
水遊びをした。
夜蛾先生に見付かり
注意されるまで。
「あー、楽しかった」
「またやろーぜ」
「やらないよ」
「これは戻ってお風呂だね」
「うわっ、ブラウスもびちゃびちゃ」
「当たりじゃん」
「傑、見て見て!!
漫画みたいにエロい!!」
突拍子も無いことをやらかすが
悟も硝子もいる前で
上の学ランを脱いで見せてくる名前。
中に着ている白いブラウスは肌に張り付き
着ている水色の下着が透けている。
じっと見つめる悟。
硝子は名前の頭を叩いて
私は名前の制服を着せる。
「馬鹿だろ」
「ゴチ」
「え、何で硝子叩いたの!?」
「名前……場所を考えてくれないか」
「ただの下着だよ?」
「だからだよ」
羞恥心がどこか薄い彼女は
たまにズレたことを口にする。
はぁ、とため息と共に
顔を手で覆う。
濡れて顔に張り付く髪が鬱陶しい。
髪をかき上げれば
何故か顔を赤らめる名前。
「どうかしたかい?」
「〜〜〜っ!!硝子、お風呂いこっ」
「服張りついて気持ち悪ぃ」
バタバタと硝子を連れて走り去る名前。
「………何だ、あれ」
「名前って以外とデカいな」
「悟、忘れろ」
「あれくらいデカいなら挟めそうじゃん」
「止めてくれないか?」
「風呂上がりに今日盛り上がんなよ」
「黙ってくれ」
「ヤるなら鍵掛けとけよ。
知らずに開けたらドキッとするから」
「悟、いい加減にしてくれ。殴るぞ」
「こっわ」
ニヤニヤ笑う親友。
しかし、エロい格好を見せられ
赤らめる顔を見てしまい
少しだけ身体が熱くなったのは事実。
風呂から上がった後
彼女を呼び出そうかと考える自分がいた。
あとがき
短い。
傑を幸せにしようと
日々の小さな幸せをポツポツと書く。
幸せな話し浮かばないから………
傑っ。
学生らしい、楽しい日々を
書いていきたい。