先輩シリーズ (五条)
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※オリキャラあり
任務の報告を済ませ
久々に寮へと足を運ぶと
談話室のソファーには、見知った同期の姿。
「お疲れー」
「めちゃくちゃ久しぶりに大和見たな」
「お前が任務で帰ってこねーからだよ」
同期の大和 和真(やまと かずま)、式神使い。
人懐っこい性格だが、頭が派手である。
最後に見たときは頭が金髪だったはずだが
今はピンクに見える。
「また変わったのね」
「ピンク可愛くない?」
「大和は頭も中身もピンクだからね
似合ってる似合ってる」
「ひどっ!!」
「名前、今年の一年にはもう会ったか?」
「任務続きで会ってないよ」
「やべーよ、一年」
ケラケラと笑う大和に
もうそんな時期か……と思ってしまう。
談話室のソファーに座り込み
はー、と一息。
「今回長かったなー」
「京都からの、北海道からの、アフリカだよ」
「やばっ」
「あ、お土産これね」
「いらない!!何この呪われそうな人形!!」
机にどさっと置いたのは
アフリカのとても(自称)有名な呪い師が
作ったという人形。
「凄いよ、それ
まったく効果のない、ぼったくり人形だから」
「いくら?」
「一体日本円で三万」
「たっっっか!!」
ぼったくられたのかよーと笑われるが
(自称)有名な呪い師の後ろで
必死に人形を作っている子供を見ると
任務続きで疲れていた心には
大打撃だった。
「気付いたら、子供から人形買って
お金を渡していたよ」
「あー、そりゃあな」
「そして、それがやらせだと気付いたときの
心の追い討ちに、私のライフは0さ」
お腹を抱えて笑い出す大和に
ソファーに倒れ込む。
癒し……癒しをおくれ……と
ソファーをばんばん叩くと
大和は仕方ない、と式神を出してくれた。
「モフモフ……」
「名前さ、後で組み手しよ」
「休ませてくれないとか鬼か」
「モフモフさせてんだろ」
俺、まだ1人で任務行けないしー
同期のお前いないとやることないしーと
大和の文句に
はいはい、と了承する。
禪院 名前(17) 一級術師。
学生の中では、現時点で
高専内で唯一の一級術師であり
最強の術師である。
しばらく式神をモフモフとしていたが
日がくれるとのことで
大和の組み手の相手をすることに。
高専の組み手はほとんどが
外の広い中庭でやっていることが多い。
そちらに足を運ぶと
夜蛾先生と、生徒らしき三人がいた。
「あ、やっちゃんいるじゃん」
「あれ一年?」
「そーそー!!
やっちゃーん!!体術の授業中?」
「大和に名前か……」
大和が夜蛾先生に近寄ると
そのままアイアンクローをくらっていた。
痛いと叫ぶ大和だが
先生をあだ名で呼んでいる時点で
いつもの光景だなーと安心する。
「大和、お前は何度言ったらわかる」
「ちょ、筋肉ゴリラなんだからまじでやめて!!俺のかよわい頭が砕ける!!」
「またチャラついた色にしおって……!!」
「ギブギブ!!まじでギブ!!」
いやぁぁあああと、叫ぶ大和。
側にいる一年達は呆然としている。
「名前助けて!!俺の頭が!!」
「先生、そこにいるの今年の一年?」
「ああ」
「ねぇ、俺の頭へこんでない?大丈夫?」
「三人かー、いいね」
「呪霊操術の夏油 傑
反転術式の家入 硝子
無下限呪術の五条 悟
今年は問題児揃いだ……」
ふー、と先生のため息が
全てを物語っている気がする。
「あんた誰?」
白髪の身長の大きなサングラスの男が
ポッケに手を入れたまま近寄ってくる。
柔らかそうな髪だな、と
ふわふわしてる式神が恋しくなった。
目の前まできて
小首を傾げる姿は、下手なモデルよりも
綺麗な顔立ちとスタイルだ。
サングラスから覗く瞳は、綺麗な空色。
思わず手を伸ばし
サングラスをずらす。
「綺麗な目だね」
「は?」
「五条家の六眼持ちって君か……」
なるほど、昔聞いたことはあったが
確かに生意気そうだ。
ずらしたサングラスを戻す。
五条君は呆然としたまま此方を見ている。
「2年の禪院 名前だよ
苗字は嫌いだから、名前でよろしくね」
後ろの君たちも、よろしく。と
手を振れば家入ちゃんが振り返してくれた。
「名前、こいつらの相手を頼めないか?」
「……先生、私疲れてるんですが」
「後で部屋に行っていいぞ」
「やります」
「おいおい名前さん
俺の組み手はどーなりますか?」
「……やるよ。疲れてんだけどなぁ」
軽く身体を伸ばして、ストレッチを始める。
先生が手を余すとは、なかなかのやり手の
一年達なのだろう。
少しだけ、楽しみになってきた。
「誰からやるの?」
「俺最後でいいでーす」
「んじゃ、一年の誰からやる?」
「先生、これ本気?冗談?」
「ボケるにはまだ早いかと思いますが?」
「あんなチビに俺らの相手させるとか…」
「もう始まってるということだね」
「名前、まとめてやってもいいぞ」
私が許す、むしろやれ。
先生の言葉が、殺れに聞こえてしまう。
五条君と夏油君は先生にやれやれ、と
2人でこそこそ話しているが
こちらに聞こえている時点で
先生の怒りを増幅させている。
彼らからしたら
身長の低い女の私に相手など務まるわけないと
思っているのだろう。
どれだけ自信と実力があるのかはわからないが
完全にナメられているらしい。
けど、先生が私に2人まとめて
相手をしてもいいと言ったのだから
何とかなるだろう。
「術式無しの体術のみでいいかな?」
「え、まじで言ってんの?」
「やるよー」
「禪院先輩、いくらなんでも……」
離れた位置で、大和のあーあ、という声が聞こえた。
まずは夏油君の懐に入れば
目を見開いてすぐに構える。
目潰しに指をつき出せば
避けようと顔を横に反らしたところを
思いっきり顔を蹴る。
少しよろけた夏油君に、にっこりと笑う。
「苗字は嫌いだよ、夏油君」
「………先輩、容赦ないですね」
「まぁね」
「傑だっさ」
「うるさいぞ、悟」
「たかが女子相手に蹴り入れられてやんのー」
夏油君を笑っている五条君だが
どうやらまだまだ甘く見られてるらしい。
夏油君の方を見ている五条君に近寄れば
反応はいいらしく
蹴りあげた足を捕らえられた。
「へぇ…」
「傑は油断してたかもしんねーけど
俺はそんなヘマしないけど?」
「わー、可愛くない後輩だ」
そんな子はお仕置きだね?と
制服を引きもう片方の膝を
五条君の大事なところに入れる。
ぐっ、と一瞬身体の動きが止まり
捕まれていた足を離されたので
少し前のめりになった五条君の首へと足を絡める。
太ももに挟まった五条君に
にっこりと笑いながらサングラスを取っておく。
「ごめんね」
サングラスを取れば
より綺麗な顔立ちがわかるが
身体を捻りながら
地面へと五条君の頭を振り落とす。
下の痛みで動けない五条君は
素直に倒れ、がっ、と身体が地面に叩きつけられる。
とりあえずそのまま首を
4の字固めで締めてみれば
バシバシと太腿を叩かれる。
「容赦無さすぎじゃね?名前」
「疲れてんだよ……」
「やっば!!先輩最高ですね」
「家入ちゃんには
こんな手荒なことしないからね」
「……先輩、すみませんでした」
「夏油君、次苗字で呼んだらまじビンタね」
家入ちゃんが、硝子でいいですよーと
言ってくれたので
今度から遠慮なく呼ぼう。
夏油君はあり得ないものを見る目で
見てきたが、にっこりと笑うと
すん、と表情を無くして頭を下げていた。
まじで次はビンタだからな。
バシバシと太腿を叩かれ続ける五条君に
そろそろいいか……と
絞めていた足を解放してあげると
じとり、と睨まれる。
「あり得ないんだけど」
「大丈夫。五条家の子は強いはずさ」
「関係無くない!?
むしろ、やられるのは傑の方だろ!!」
「本気じゃないからあんま痛くないでしょ?
夏油君はほら……
言えば通じそうな子だからさ」
「ふっざけんなよ!!」
「よしよし、落ち着け五条少年。
先生が殺れと言ったからやっただけで
普段はこんな乱暴しないさ」
よしよし、と股の間にある
頭を撫でてやれば
ふわふわとした髪が気持ちいい。
「何撫でてんだよ」
「少年、口悪いぞ」
「もう一回!!次はちゃんと相手しろよ!!」
「はいはい……
夏油君はどーする?」
「私は悟の後でお願いします」
次は金蹴り無しで、と
2人揃って言うものだから笑ってしまう。
その後の組み手は
五条君も夏油君も私に手も足も出ず
大和もボコボコにしたので
三人揃って地面に倒れている。
「名前先輩強いですね」
「まぁ、こんなんでも一級だからね」
「嘘だろ……」
「大和先輩、何で言わないんですか……?」
「言ったら面白く無いじゃん?」
「先生、私本当に疲れてたんで
もう行きますよー」
「ああ、ご苦労だった」
「おい!!明日ももう一回だからな!!」
「五条少年がもう少し
お利口なお願いの仕方が出来たらね」
ひらひらと手を振って
目的の部屋まで向かう。
この日から五条君に
手合わせしろ!!と追い回されるとは
まだこの時は思ってもいなかったのである。
あとがき
一気に飛んで、初対面の話。
パパ黒指導なので、男相手の金蹴りは
もちろんやります。
オリキャラ出てますが
あまり気にしないでください。
お読みいただき、ありがとうございました。
任務の報告を済ませ
久々に寮へと足を運ぶと
談話室のソファーには、見知った同期の姿。
「お疲れー」
「めちゃくちゃ久しぶりに大和見たな」
「お前が任務で帰ってこねーからだよ」
同期の大和 和真(やまと かずま)、式神使い。
人懐っこい性格だが、頭が派手である。
最後に見たときは頭が金髪だったはずだが
今はピンクに見える。
「また変わったのね」
「ピンク可愛くない?」
「大和は頭も中身もピンクだからね
似合ってる似合ってる」
「ひどっ!!」
「名前、今年の一年にはもう会ったか?」
「任務続きで会ってないよ」
「やべーよ、一年」
ケラケラと笑う大和に
もうそんな時期か……と思ってしまう。
談話室のソファーに座り込み
はー、と一息。
「今回長かったなー」
「京都からの、北海道からの、アフリカだよ」
「やばっ」
「あ、お土産これね」
「いらない!!何この呪われそうな人形!!」
机にどさっと置いたのは
アフリカのとても(自称)有名な呪い師が
作ったという人形。
「凄いよ、それ
まったく効果のない、ぼったくり人形だから」
「いくら?」
「一体日本円で三万」
「たっっっか!!」
ぼったくられたのかよーと笑われるが
(自称)有名な呪い師の後ろで
必死に人形を作っている子供を見ると
任務続きで疲れていた心には
大打撃だった。
「気付いたら、子供から人形買って
お金を渡していたよ」
「あー、そりゃあな」
「そして、それがやらせだと気付いたときの
心の追い討ちに、私のライフは0さ」
お腹を抱えて笑い出す大和に
ソファーに倒れ込む。
癒し……癒しをおくれ……と
ソファーをばんばん叩くと
大和は仕方ない、と式神を出してくれた。
「モフモフ……」
「名前さ、後で組み手しよ」
「休ませてくれないとか鬼か」
「モフモフさせてんだろ」
俺、まだ1人で任務行けないしー
同期のお前いないとやることないしーと
大和の文句に
はいはい、と了承する。
禪院 名前(17) 一級術師。
学生の中では、現時点で
高専内で唯一の一級術師であり
最強の術師である。
しばらく式神をモフモフとしていたが
日がくれるとのことで
大和の組み手の相手をすることに。
高専の組み手はほとんどが
外の広い中庭でやっていることが多い。
そちらに足を運ぶと
夜蛾先生と、生徒らしき三人がいた。
「あ、やっちゃんいるじゃん」
「あれ一年?」
「そーそー!!
やっちゃーん!!体術の授業中?」
「大和に名前か……」
大和が夜蛾先生に近寄ると
そのままアイアンクローをくらっていた。
痛いと叫ぶ大和だが
先生をあだ名で呼んでいる時点で
いつもの光景だなーと安心する。
「大和、お前は何度言ったらわかる」
「ちょ、筋肉ゴリラなんだからまじでやめて!!俺のかよわい頭が砕ける!!」
「またチャラついた色にしおって……!!」
「ギブギブ!!まじでギブ!!」
いやぁぁあああと、叫ぶ大和。
側にいる一年達は呆然としている。
「名前助けて!!俺の頭が!!」
「先生、そこにいるの今年の一年?」
「ああ」
「ねぇ、俺の頭へこんでない?大丈夫?」
「三人かー、いいね」
「呪霊操術の夏油 傑
反転術式の家入 硝子
無下限呪術の五条 悟
今年は問題児揃いだ……」
ふー、と先生のため息が
全てを物語っている気がする。
「あんた誰?」
白髪の身長の大きなサングラスの男が
ポッケに手を入れたまま近寄ってくる。
柔らかそうな髪だな、と
ふわふわしてる式神が恋しくなった。
目の前まできて
小首を傾げる姿は、下手なモデルよりも
綺麗な顔立ちとスタイルだ。
サングラスから覗く瞳は、綺麗な空色。
思わず手を伸ばし
サングラスをずらす。
「綺麗な目だね」
「は?」
「五条家の六眼持ちって君か……」
なるほど、昔聞いたことはあったが
確かに生意気そうだ。
ずらしたサングラスを戻す。
五条君は呆然としたまま此方を見ている。
「2年の禪院 名前だよ
苗字は嫌いだから、名前でよろしくね」
後ろの君たちも、よろしく。と
手を振れば家入ちゃんが振り返してくれた。
「名前、こいつらの相手を頼めないか?」
「……先生、私疲れてるんですが」
「後で部屋に行っていいぞ」
「やります」
「おいおい名前さん
俺の組み手はどーなりますか?」
「……やるよ。疲れてんだけどなぁ」
軽く身体を伸ばして、ストレッチを始める。
先生が手を余すとは、なかなかのやり手の
一年達なのだろう。
少しだけ、楽しみになってきた。
「誰からやるの?」
「俺最後でいいでーす」
「んじゃ、一年の誰からやる?」
「先生、これ本気?冗談?」
「ボケるにはまだ早いかと思いますが?」
「あんなチビに俺らの相手させるとか…」
「もう始まってるということだね」
「名前、まとめてやってもいいぞ」
私が許す、むしろやれ。
先生の言葉が、殺れに聞こえてしまう。
五条君と夏油君は先生にやれやれ、と
2人でこそこそ話しているが
こちらに聞こえている時点で
先生の怒りを増幅させている。
彼らからしたら
身長の低い女の私に相手など務まるわけないと
思っているのだろう。
どれだけ自信と実力があるのかはわからないが
完全にナメられているらしい。
けど、先生が私に2人まとめて
相手をしてもいいと言ったのだから
何とかなるだろう。
「術式無しの体術のみでいいかな?」
「え、まじで言ってんの?」
「やるよー」
「禪院先輩、いくらなんでも……」
離れた位置で、大和のあーあ、という声が聞こえた。
まずは夏油君の懐に入れば
目を見開いてすぐに構える。
目潰しに指をつき出せば
避けようと顔を横に反らしたところを
思いっきり顔を蹴る。
少しよろけた夏油君に、にっこりと笑う。
「苗字は嫌いだよ、夏油君」
「………先輩、容赦ないですね」
「まぁね」
「傑だっさ」
「うるさいぞ、悟」
「たかが女子相手に蹴り入れられてやんのー」
夏油君を笑っている五条君だが
どうやらまだまだ甘く見られてるらしい。
夏油君の方を見ている五条君に近寄れば
反応はいいらしく
蹴りあげた足を捕らえられた。
「へぇ…」
「傑は油断してたかもしんねーけど
俺はそんなヘマしないけど?」
「わー、可愛くない後輩だ」
そんな子はお仕置きだね?と
制服を引きもう片方の膝を
五条君の大事なところに入れる。
ぐっ、と一瞬身体の動きが止まり
捕まれていた足を離されたので
少し前のめりになった五条君の首へと足を絡める。
太ももに挟まった五条君に
にっこりと笑いながらサングラスを取っておく。
「ごめんね」
サングラスを取れば
より綺麗な顔立ちがわかるが
身体を捻りながら
地面へと五条君の頭を振り落とす。
下の痛みで動けない五条君は
素直に倒れ、がっ、と身体が地面に叩きつけられる。
とりあえずそのまま首を
4の字固めで締めてみれば
バシバシと太腿を叩かれる。
「容赦無さすぎじゃね?名前」
「疲れてんだよ……」
「やっば!!先輩最高ですね」
「家入ちゃんには
こんな手荒なことしないからね」
「……先輩、すみませんでした」
「夏油君、次苗字で呼んだらまじビンタね」
家入ちゃんが、硝子でいいですよーと
言ってくれたので
今度から遠慮なく呼ぼう。
夏油君はあり得ないものを見る目で
見てきたが、にっこりと笑うと
すん、と表情を無くして頭を下げていた。
まじで次はビンタだからな。
バシバシと太腿を叩かれ続ける五条君に
そろそろいいか……と
絞めていた足を解放してあげると
じとり、と睨まれる。
「あり得ないんだけど」
「大丈夫。五条家の子は強いはずさ」
「関係無くない!?
むしろ、やられるのは傑の方だろ!!」
「本気じゃないからあんま痛くないでしょ?
夏油君はほら……
言えば通じそうな子だからさ」
「ふっざけんなよ!!」
「よしよし、落ち着け五条少年。
先生が殺れと言ったからやっただけで
普段はこんな乱暴しないさ」
よしよし、と股の間にある
頭を撫でてやれば
ふわふわとした髪が気持ちいい。
「何撫でてんだよ」
「少年、口悪いぞ」
「もう一回!!次はちゃんと相手しろよ!!」
「はいはい……
夏油君はどーする?」
「私は悟の後でお願いします」
次は金蹴り無しで、と
2人揃って言うものだから笑ってしまう。
その後の組み手は
五条君も夏油君も私に手も足も出ず
大和もボコボコにしたので
三人揃って地面に倒れている。
「名前先輩強いですね」
「まぁ、こんなんでも一級だからね」
「嘘だろ……」
「大和先輩、何で言わないんですか……?」
「言ったら面白く無いじゃん?」
「先生、私本当に疲れてたんで
もう行きますよー」
「ああ、ご苦労だった」
「おい!!明日ももう一回だからな!!」
「五条少年がもう少し
お利口なお願いの仕方が出来たらね」
ひらひらと手を振って
目的の部屋まで向かう。
この日から五条君に
手合わせしろ!!と追い回されるとは
まだこの時は思ってもいなかったのである。
あとがき
一気に飛んで、初対面の話。
パパ黒指導なので、男相手の金蹴りは
もちろんやります。
オリキャラ出てますが
あまり気にしないでください。
お読みいただき、ありがとうございました。
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