先輩ifシリーズ
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※子供の名前固定
「可愛い、天使がいる……」
「悟……さっきからそればっかりだよ」
くすり、と笑って見つめる先には
悟は小さな産まれたばかりの
新生児を抱いて、顔が破顔している。
「どうしよう名前」
「なぁに?」
「俺、この子が彼氏出来たり
嫁に行くって言ったら死ぬかも」
「すでに親バカ」
「相手の男が俺より弱かったら許さない」
「ねぇ、それ嫁にやる気ないよね」
暴走している悟に
苦笑していたら
ノックが聞こえ、硝子と大和が入って来た。
「おーっす!!
体調どうだ?」
「やほ、名前先輩」
「また来たのかよお前ら」
呆れた顔の悟。
しかし、硝子と大和は悟に抱かれている
赤ん坊に視線が釘付けだ。
「うっわ!!見た目五条なのに
なんか雰囲気名前にそっくり!!」
指を伸ばし
大和が赤ん坊を触ろうとした途端
悟の無下限で阻まれる。
「おい」
「え!?俺なんかした!?」
「手、消毒したのか」
「………してきます」
「五条ヤバイね」
「ね」
硝子と大和が赤ん坊を触り
それぞれが顔が緩んでいる。
「うぅ……あーっ」
「ねぇ、五条泣き出した」
「オムツかな」
硝子が悟に手渡し
コットの中に赤ん坊を置いて
テキパキオムツを外したのだが
ピタリと手を止めた。
「………名前」
「どうかした?」
「女の子ってどうすればいいの」
「お尻拭きで割れ目も綺麗に拭くだけ」
「………女の子だよ?」
「だからだよ。
男の子と違ってきちんと拭いてあげないと
汚れが溜まりやすいから
荒れちゃうんだって」
「赤ちゃんは肌トラブル多いもんね」
医療を勉強している硝子も
頷いているが
悟はゆっくりオムツを閉じて
お尻拭きを手渡してくる。
「娘の割れ目をまさぐるなんて
俺には無理、名前」
「悟、はい」
「いや、だから……」
「可愛いだけが子供じゃないんだよ。
やるならやりなさい」
「………はい」
にっこりと笑ってお尻拭きを突き返すと
悟は諦めて娘と向かい合った。
「名前、容赦ねー」
「大和、君もだよ。
将来子供産まれたら
可愛い可愛いばっかじゃなく
現実を見て世話しなきゃ」
「あ、はい」
「人形じゃなく生きてるんだから
女の子だろうが男の子だろうが
下の世話出来ないなら触る資格無いからね」
「はい、肝に免じます」
「ママもパパもスタートは同じで
関わりはママの方が多いかもしれないけれど
どちらも子供と一緒に成長していくんだから
できないことはまず、やってみなきゃ」
出来ません、は許さないぞと
笑顔で圧をかける名前。
四苦八苦しながらオムツを替えて
微妙な顔をしている悟。
「五条………」
「なんか俺、大事なものを失くした気分」
「女の子って大変だな」
「うん………」
あれから10年
「パンダ!!棘くん」
「おー、優一羽」
「しゃけ」
「モフモフ!!」
長い白銀の髪を靡かせ
走るたびに2つにくくられた髪が
ふわふわと揺れている。
大きな二重の瞳は紫色で
パンダのお腹にズボッと
抱き着いた。
「優一羽、今日は学校休みか」
「こんぶ」
「うん!!だからママと来たよ!!」
「そうかー
今日は随分とフリフリのヒラヒラだな」
「可愛いでしょ?」
「しゃけ」
にやりと笑い
着ているワンピースの裾を広げる優一羽。
薄い水色のワンピースに
中はパニエを履いていてふっくらスカートが
広がっている。
白いエプロンを付けカチューシャをしている。
「アリスみたいだな」
「そうなの!!」
「ツナ」
「で、アリス。
その綺麗な姿でどこに冒険しに
行くつもりなんだ?」
「誰かいないかなーって
探してたのよ、パンダさん」
「………優一羽?」
「恵くん!!」
たまたま通りかかった一年三人組。
パンダに抱き着いていた優一羽は
ぱぁああと、表情を輝かせ
伏黒へと走って行き
そのまま伏黒の足に抱き着いた。
「伏黒、この子知り合い?」
「幼女趣味?捕まるわよ」
「違ぇよ」
「恵くん!!優一羽可愛い?
今日はアリスなの!!」
「あー…うん、かわいいかわいい」
「適当過ぎじゃね?
もっとこう……お姫様みたいで
最高に可愛いお嬢さんとかあるだろ」
「ありがとう、お兄さん」
「ほら、めちゃくちゃ可愛い」
「こいつ、自分の容姿の良さわかってるから
面倒なんだよ」
「子供相手に酷いわね、あんた。
だからモテないのよ」
「だってこいつ……」
「で、恵くん。
いつ優一羽をお嫁さんにしてくれるの?
優一羽、お料理も頑張ってるし
ママの子だからきっとスタイルもいいし
パパのDNAも受け継いでるよ!!」
その瞬間
虎杖と釘崎が伏黒から距離を置いた。
「同級生が幼女趣味どころか
光源氏計画を企ててたとかもうどこを
フォローすればいいのかわからないわ」
「しゃけしゃけ」
「澄ました顔して恵も男だったって事か」
「伏黒、流石に幼女は犯罪だろ」
「オイ」
「怒った恵くんも素敵」
「恵、うちの子イジメないでくれない?」
神出鬼没の悟の出現に
虎杖と釘崎が驚きの声を上げる。
「って、ちょっと待ちなさいよ!!
あんた今うちの子って言った!?」
「五条先生の子供なの!?
伏黒と家族になんの!?」
「ならねーよ」
「恵くんったら照れちゃって」
「………」
「恵、うちの子そんな目で見ないでよ」
「あんたどんな教育してんだよ」
「可愛いでしょ?」
「パパ、優一羽可愛い?」
「ママの次に可愛い」
「知ってる!!」
うふふ、と笑う優一羽に
五条は頭を優しく撫でてやる。
「優一羽、いいかい。
恵は確かに才能がある子だけど
パパより弱い限り、パパは認めないからね?」
「大丈夫!!
恵くんが弱くても
優一羽が最強になるから!!」
「うーん、確かにパパは
優一羽に勝てないけど
それとこれとは話が違ってね?」
「優一羽が恵くんを守るから大丈夫!!
だって優一羽は最強のパパの娘だからね」
「あはは、優一羽は強いもんね。
……恵ちょっと後で久々に鍛練しない?」
「嫉妬する前に
こいつのしつけどうにかして下さい」
少し離れた位置で
言い合う三人を見つめる
パンダ、狗巻、虎杖、釘崎。
「あの子、流石あれの娘ね。
まったく話聞いてないわ」
「親が親だからな」
「明太子」
「五条先生の奥さんって名前さんだろ?
将来的に考えたら6歳差……あり?」
「あんた……」
「ゴミを見る目やめてくれない!?
いや、五条先生の娘で
多分性格五条先生寄りなら
将来的に伏黒丸め込まれそうじゃん?」
「確かにな。
名前も悟の求愛に負けた感じだし」
「パンダ先輩それ詳しく」
「悟が名前に惚れて
甘えて、押して、粘り勝ち」
「こんぶ」
「その娘だからなー」
「………ありえそうね」
「しゃけ」
「お前ら何して………あぁ、優一羽か」
「こんにちは、みんな」
真希と一緒に名前が来て
悟と優一羽と伏黒を見て
真希は呆れ、名前は苦笑する。
「また優一羽が恵に迷惑かけてるみたいね」
「名前さん、何で娘さん
伏黒に懐いて?るんですか?」
「一時私が恵を預かって
優一羽と一緒に生活していたからかな」
「それであぁなる?」
「恵は小さい頃から優一羽を見てて
オムツ変えたりお風呂一緒に
入ったりして妹みたいに思ってるけど
優一羽にとっては
初めて意識した異性が恵だからかな?」
「初恋が患ってる感じだな」
「初恋というか……
優一羽が初めて負けたのが恵だったから」
「「は?」」
「7歳の頃、高学年の子に
髪色とかで嫌がらせされるたび
喧嘩に勝ってね……
自信満々だったのに恵との手合わせで
簡単に伸されて」
「7歳ならあいつ13歳?
なら仕方ないわよね?」
「野薔薇、悟の娘だぞ
頭ぶっとんでんだよ」
「悟が小さな頃から
優一羽より弱い男は駄目って言ってて
初めて負けたから
何かのスイッチ入ったみたいで……」
そっから真面目な修行して
今じゃ体術なら恵より強いかも……と
小さく溢せば
ぎょっとした虎杖と釘崎。
「自分より強い恵を倒した自分なら
結婚してもいいよね?と」
「無茶苦茶な理論じゃない」
「ちょっと思い込みが激しくて……」
「ちょっとどころかだいぶズレてんだよ」
「恋愛体質が悟似なんだな」
「普段はいい子なんだけどね」
苦笑する名前。
その目先では、なぜか悟と優一羽が
戦ってじゃれている。
「今じゃ顔合わせたら
私がどっちの方が好きかとか
恵のこととか
娘と旦那が謎の戦いしてる」
「似た者同士だからな」
「恵には悪いけど
悟に陥落した私じゃ
恵を助けてあげられないの」
「名前………もう少し恵庇ってやれよ」
「真希、あの子下手すれば悟より粘着質」
「やべーな」
「……不思議ね。
少しあいつが可哀想に思えてきたわ」
同情される伏黒。
こちらに気付いた悟と優一羽が
全力で走ってくる。
「ママ!!
パパが恵くんとのこと認めてくれない!!」
「名前、この子ちょっと酷くない?
パパよりも恵がいいって!!」
「ハイハイ。
優一羽、恵くんにだって選ぶ権利あるわよ。
悟、女の子はいつか巣立つの」
「「ママ酷い!!でも好きっ!!」」
「ありがとー。
ほら、悟は授業して
優一羽は遊んでおいで」
二人を大人しくさせ
旦那と娘に抱きつかれて笑ってる名前。
その傍ら
少し難しい顔の虎杖。
「あんた、さっきから何顔しかめてんのよ」
「………いや、みんな突っ込まなかったけどさ
優一羽ちゃんと伏黒お風呂一緒に入ってたって
言ってたじゃん?」
「そうね」
「小さい子供と、6歳の子供が二人で
一緒に風呂入れなくね?」
「………!?
名前さんと、一緒に……」
「小学校高学年の時や
中学生の恵が入れた可能性もあるだろ」
「中学生の男が幼女とお風呂なんて
普通は入りませんよ、真希さん」
「オムツ替えてた……ってことは
優一羽が2〜3歳くらいか?
そしたら恵は今の優一羽くらい……」
「しゃけ」
「ありっちゃありだが
物心ついてるだろうし……羨ましいな」
「何言ってんのよ変態
あいつも
むっつりスケベもいいとこね」
伏黒が思わぬところで
変態扱いされることに。
真相
「恵、風呂入るよ」
「やだ」
「名前と入りたい?
ダメダメ。
名前の裸は僕だけしか見ちゃ駄目だから
優一羽入れるついでに入ってよ」
「んなこと言ってねーだろ!!
やだったらやだ。1人で入れる」
「ほーら、行くよー」
「ふざけんな!!離せ!!」
だいたい悟に連行され
入っていた。
あとがき
優一羽(ゆいは)ちゃん
女の子だったらきっと悟似(笑)
男の子は性格名前ちゃんですが
女の子は悟似www
ターゲットは恵か七海になりそうだが
出会うのが早いのは恵なので
初恋拗らせてる(笑)
七海だった場合、悟からの圧が酷くて
悟が暴走しそう(笑)(笑)
悟似なので
もちろんママ大好き。
反抗期は基本認めてくれない悟にwww
悟は娘は大好きだけど
嫁一番なのは変わらない。
むしろ、性格自分に似てるから
若干扱い困りそう(笑)
「可愛い、天使がいる……」
「悟……さっきからそればっかりだよ」
くすり、と笑って見つめる先には
悟は小さな産まれたばかりの
新生児を抱いて、顔が破顔している。
「どうしよう名前」
「なぁに?」
「俺、この子が彼氏出来たり
嫁に行くって言ったら死ぬかも」
「すでに親バカ」
「相手の男が俺より弱かったら許さない」
「ねぇ、それ嫁にやる気ないよね」
暴走している悟に
苦笑していたら
ノックが聞こえ、硝子と大和が入って来た。
「おーっす!!
体調どうだ?」
「やほ、名前先輩」
「また来たのかよお前ら」
呆れた顔の悟。
しかし、硝子と大和は悟に抱かれている
赤ん坊に視線が釘付けだ。
「うっわ!!見た目五条なのに
なんか雰囲気名前にそっくり!!」
指を伸ばし
大和が赤ん坊を触ろうとした途端
悟の無下限で阻まれる。
「おい」
「え!?俺なんかした!?」
「手、消毒したのか」
「………してきます」
「五条ヤバイね」
「ね」
硝子と大和が赤ん坊を触り
それぞれが顔が緩んでいる。
「うぅ……あーっ」
「ねぇ、五条泣き出した」
「オムツかな」
硝子が悟に手渡し
コットの中に赤ん坊を置いて
テキパキオムツを外したのだが
ピタリと手を止めた。
「………名前」
「どうかした?」
「女の子ってどうすればいいの」
「お尻拭きで割れ目も綺麗に拭くだけ」
「………女の子だよ?」
「だからだよ。
男の子と違ってきちんと拭いてあげないと
汚れが溜まりやすいから
荒れちゃうんだって」
「赤ちゃんは肌トラブル多いもんね」
医療を勉強している硝子も
頷いているが
悟はゆっくりオムツを閉じて
お尻拭きを手渡してくる。
「娘の割れ目をまさぐるなんて
俺には無理、名前」
「悟、はい」
「いや、だから……」
「可愛いだけが子供じゃないんだよ。
やるならやりなさい」
「………はい」
にっこりと笑ってお尻拭きを突き返すと
悟は諦めて娘と向かい合った。
「名前、容赦ねー」
「大和、君もだよ。
将来子供産まれたら
可愛い可愛いばっかじゃなく
現実を見て世話しなきゃ」
「あ、はい」
「人形じゃなく生きてるんだから
女の子だろうが男の子だろうが
下の世話出来ないなら触る資格無いからね」
「はい、肝に免じます」
「ママもパパもスタートは同じで
関わりはママの方が多いかもしれないけれど
どちらも子供と一緒に成長していくんだから
できないことはまず、やってみなきゃ」
出来ません、は許さないぞと
笑顔で圧をかける名前。
四苦八苦しながらオムツを替えて
微妙な顔をしている悟。
「五条………」
「なんか俺、大事なものを失くした気分」
「女の子って大変だな」
「うん………」
あれから10年
「パンダ!!棘くん」
「おー、優一羽」
「しゃけ」
「モフモフ!!」
長い白銀の髪を靡かせ
走るたびに2つにくくられた髪が
ふわふわと揺れている。
大きな二重の瞳は紫色で
パンダのお腹にズボッと
抱き着いた。
「優一羽、今日は学校休みか」
「こんぶ」
「うん!!だからママと来たよ!!」
「そうかー
今日は随分とフリフリのヒラヒラだな」
「可愛いでしょ?」
「しゃけ」
にやりと笑い
着ているワンピースの裾を広げる優一羽。
薄い水色のワンピースに
中はパニエを履いていてふっくらスカートが
広がっている。
白いエプロンを付けカチューシャをしている。
「アリスみたいだな」
「そうなの!!」
「ツナ」
「で、アリス。
その綺麗な姿でどこに冒険しに
行くつもりなんだ?」
「誰かいないかなーって
探してたのよ、パンダさん」
「………優一羽?」
「恵くん!!」
たまたま通りかかった一年三人組。
パンダに抱き着いていた優一羽は
ぱぁああと、表情を輝かせ
伏黒へと走って行き
そのまま伏黒の足に抱き着いた。
「伏黒、この子知り合い?」
「幼女趣味?捕まるわよ」
「違ぇよ」
「恵くん!!優一羽可愛い?
今日はアリスなの!!」
「あー…うん、かわいいかわいい」
「適当過ぎじゃね?
もっとこう……お姫様みたいで
最高に可愛いお嬢さんとかあるだろ」
「ありがとう、お兄さん」
「ほら、めちゃくちゃ可愛い」
「こいつ、自分の容姿の良さわかってるから
面倒なんだよ」
「子供相手に酷いわね、あんた。
だからモテないのよ」
「だってこいつ……」
「で、恵くん。
いつ優一羽をお嫁さんにしてくれるの?
優一羽、お料理も頑張ってるし
ママの子だからきっとスタイルもいいし
パパのDNAも受け継いでるよ!!」
その瞬間
虎杖と釘崎が伏黒から距離を置いた。
「同級生が幼女趣味どころか
光源氏計画を企ててたとかもうどこを
フォローすればいいのかわからないわ」
「しゃけしゃけ」
「澄ました顔して恵も男だったって事か」
「伏黒、流石に幼女は犯罪だろ」
「オイ」
「怒った恵くんも素敵」
「恵、うちの子イジメないでくれない?」
神出鬼没の悟の出現に
虎杖と釘崎が驚きの声を上げる。
「って、ちょっと待ちなさいよ!!
あんた今うちの子って言った!?」
「五条先生の子供なの!?
伏黒と家族になんの!?」
「ならねーよ」
「恵くんったら照れちゃって」
「………」
「恵、うちの子そんな目で見ないでよ」
「あんたどんな教育してんだよ」
「可愛いでしょ?」
「パパ、優一羽可愛い?」
「ママの次に可愛い」
「知ってる!!」
うふふ、と笑う優一羽に
五条は頭を優しく撫でてやる。
「優一羽、いいかい。
恵は確かに才能がある子だけど
パパより弱い限り、パパは認めないからね?」
「大丈夫!!
恵くんが弱くても
優一羽が最強になるから!!」
「うーん、確かにパパは
優一羽に勝てないけど
それとこれとは話が違ってね?」
「優一羽が恵くんを守るから大丈夫!!
だって優一羽は最強のパパの娘だからね」
「あはは、優一羽は強いもんね。
……恵ちょっと後で久々に鍛練しない?」
「嫉妬する前に
こいつのしつけどうにかして下さい」
少し離れた位置で
言い合う三人を見つめる
パンダ、狗巻、虎杖、釘崎。
「あの子、流石あれの娘ね。
まったく話聞いてないわ」
「親が親だからな」
「明太子」
「五条先生の奥さんって名前さんだろ?
将来的に考えたら6歳差……あり?」
「あんた……」
「ゴミを見る目やめてくれない!?
いや、五条先生の娘で
多分性格五条先生寄りなら
将来的に伏黒丸め込まれそうじゃん?」
「確かにな。
名前も悟の求愛に負けた感じだし」
「パンダ先輩それ詳しく」
「悟が名前に惚れて
甘えて、押して、粘り勝ち」
「こんぶ」
「その娘だからなー」
「………ありえそうね」
「しゃけ」
「お前ら何して………あぁ、優一羽か」
「こんにちは、みんな」
真希と一緒に名前が来て
悟と優一羽と伏黒を見て
真希は呆れ、名前は苦笑する。
「また優一羽が恵に迷惑かけてるみたいね」
「名前さん、何で娘さん
伏黒に懐いて?るんですか?」
「一時私が恵を預かって
優一羽と一緒に生活していたからかな」
「それであぁなる?」
「恵は小さい頃から優一羽を見てて
オムツ変えたりお風呂一緒に
入ったりして妹みたいに思ってるけど
優一羽にとっては
初めて意識した異性が恵だからかな?」
「初恋が患ってる感じだな」
「初恋というか……
優一羽が初めて負けたのが恵だったから」
「「は?」」
「7歳の頃、高学年の子に
髪色とかで嫌がらせされるたび
喧嘩に勝ってね……
自信満々だったのに恵との手合わせで
簡単に伸されて」
「7歳ならあいつ13歳?
なら仕方ないわよね?」
「野薔薇、悟の娘だぞ
頭ぶっとんでんだよ」
「悟が小さな頃から
優一羽より弱い男は駄目って言ってて
初めて負けたから
何かのスイッチ入ったみたいで……」
そっから真面目な修行して
今じゃ体術なら恵より強いかも……と
小さく溢せば
ぎょっとした虎杖と釘崎。
「自分より強い恵を倒した自分なら
結婚してもいいよね?と」
「無茶苦茶な理論じゃない」
「ちょっと思い込みが激しくて……」
「ちょっとどころかだいぶズレてんだよ」
「恋愛体質が悟似なんだな」
「普段はいい子なんだけどね」
苦笑する名前。
その目先では、なぜか悟と優一羽が
戦ってじゃれている。
「今じゃ顔合わせたら
私がどっちの方が好きかとか
恵のこととか
娘と旦那が謎の戦いしてる」
「似た者同士だからな」
「恵には悪いけど
悟に陥落した私じゃ
恵を助けてあげられないの」
「名前………もう少し恵庇ってやれよ」
「真希、あの子下手すれば悟より粘着質」
「やべーな」
「……不思議ね。
少しあいつが可哀想に思えてきたわ」
同情される伏黒。
こちらに気付いた悟と優一羽が
全力で走ってくる。
「ママ!!
パパが恵くんとのこと認めてくれない!!」
「名前、この子ちょっと酷くない?
パパよりも恵がいいって!!」
「ハイハイ。
優一羽、恵くんにだって選ぶ権利あるわよ。
悟、女の子はいつか巣立つの」
「「ママ酷い!!でも好きっ!!」」
「ありがとー。
ほら、悟は授業して
優一羽は遊んでおいで」
二人を大人しくさせ
旦那と娘に抱きつかれて笑ってる名前。
その傍ら
少し難しい顔の虎杖。
「あんた、さっきから何顔しかめてんのよ」
「………いや、みんな突っ込まなかったけどさ
優一羽ちゃんと伏黒お風呂一緒に入ってたって
言ってたじゃん?」
「そうね」
「小さい子供と、6歳の子供が二人で
一緒に風呂入れなくね?」
「………!?
名前さんと、一緒に……」
「小学校高学年の時や
中学生の恵が入れた可能性もあるだろ」
「中学生の男が幼女とお風呂なんて
普通は入りませんよ、真希さん」
「オムツ替えてた……ってことは
優一羽が2〜3歳くらいか?
そしたら恵は今の優一羽くらい……」
「しゃけ」
「ありっちゃありだが
物心ついてるだろうし……羨ましいな」
「何言ってんのよ変態
あいつも
むっつりスケベもいいとこね」
伏黒が思わぬところで
変態扱いされることに。
真相
「恵、風呂入るよ」
「やだ」
「名前と入りたい?
ダメダメ。
名前の裸は僕だけしか見ちゃ駄目だから
優一羽入れるついでに入ってよ」
「んなこと言ってねーだろ!!
やだったらやだ。1人で入れる」
「ほーら、行くよー」
「ふざけんな!!離せ!!」
だいたい悟に連行され
入っていた。
あとがき
優一羽(ゆいは)ちゃん
女の子だったらきっと悟似(笑)
男の子は性格名前ちゃんですが
女の子は悟似www
ターゲットは恵か七海になりそうだが
出会うのが早いのは恵なので
初恋拗らせてる(笑)
七海だった場合、悟からの圧が酷くて
悟が暴走しそう(笑)(笑)
悟似なので
もちろんママ大好き。
反抗期は基本認めてくれない悟にwww
悟は娘は大好きだけど
嫁一番なのは変わらない。
むしろ、性格自分に似てるから
若干扱い困りそう(笑)