久美×夢主
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星宮side
冷たい冬の風が、私の体温を下げる。
夜も更け、あたりは騒がしい夜の街。
終電間近であたりの明かりも消えかけている。
私はここで今一人、屋上から飛び降りる。
もう限界だ。
そう思って私は飛び降りる。私は、屋上の外側につけられた柵を超えた。下を見ると高さはかなりあり、少し足がすくむ。でも、そんなことは関係ない。
私ができることはもうないのだ。日付が変わろうとするその時私は飛び降りようとした。
すると、屋上の出入り口が開いた。
星宮「ちょ、何されてるんですか⁉危ないですから、早く中に戻ってきてください!!」
屋上に来た女の人はこちらを見て慌てながら叫んだ。
星宮「見なかったことにした方がいいです。そうじゃないとこの後が面倒になりますよ。」
そう言い残し彼女が室内に戻るのをまった。しかし、なかなか戻ろうとしない。
???「あなたを置いては戻れません。早く中に。」
私の方に近づきながらそう促してくる。私はまた阻まれるのか。
星宮「はぁ...わかりました。」
そうして存在意義があるか分からないような腰の高さくらいの柵をまたいだ。
???「はぁ。よかった。」
女の人は安心した声で、そういった。続けて
???「差支えなければ、なんであんなことしようと思ったんですか?」
そう質問を投げかけてきた。
星宮「もう疲れたんです。限界なんです。」
???「具体的に...話せますか?」
星宮「会社ではパワハラにセクハラ。そこから逃げたくても逃げられなくて。しかも会社の給料も少ないし。私の父はずっと前に事故で亡くなっていて。母も病気で寝たきりで。入院費とか治療費のためにも頑張っていますが。そろそろ限界を迎えてて。家賃とかも払えてなくて。そんな中母がつい最近亡くなって。もうなんか頑張る意味もないですしこのまま苦しみ続けるくらいなら死んだ方が楽だなって。」
私は思いのたけをすべて話した。
???「それは、お辛かったですね。どうです?私の家に住みませんか?」
この人は何言ってるんだ?意味不明なことを言い始めたのである。
???「その会社、うちの顧問弁護士に任せてすぐにやめちゃって、働ける状態になるまで私の家で居候してくれたらうれしいなって。」
顧問弁護士...この人社長か何かなのか?
星宮「あの。大変ありがたいお話なんですけど、ご迷惑をおかけすることになりますし。私なんかと暮らしても楽しくないですし...」
???「私がいいって言ってるの。だからさ、一緒に住まない?」
星宮「それでも...」
???「じゃあ分かった仕事ができない間、家事をやっておいて!私は普通にお仕事があるから家事まで手が回らないことがあって。だからそうしてくれると助かるなぁって。お願い!!」
星宮「うぅ。そこまで言うなら。」
???「よかった。あ、私は佐々木久美。一応アイドルやってるの。知ってる?日向坂46って。」
星宮「え⁉久美さん⁉」
佐々久「あれ、もしかしておひさま?」
星宮「はい...」
佐々久「マジで⁉運命だね。やったね!」
星宮「じゃあ余計。遠慮しておきます。推しに迷惑をかけるわけにはいかないので。」
佐々久「大丈夫。ばれなきゃ平気だから。」
星宮「でも...」
佐々久「私が言ってるんだから大丈夫。だから暮らそう?」
星宮「ん...わかりました。」
こうして久美さんとの同居生活が始まったのであった。
To be continue...
冷たい冬の風が、私の体温を下げる。
夜も更け、あたりは騒がしい夜の街。
終電間近であたりの明かりも消えかけている。
私はここで今一人、屋上から飛び降りる。
もう限界だ。
そう思って私は飛び降りる。私は、屋上の外側につけられた柵を超えた。下を見ると高さはかなりあり、少し足がすくむ。でも、そんなことは関係ない。
私ができることはもうないのだ。日付が変わろうとするその時私は飛び降りようとした。
すると、屋上の出入り口が開いた。
星宮「ちょ、何されてるんですか⁉危ないですから、早く中に戻ってきてください!!」
屋上に来た女の人はこちらを見て慌てながら叫んだ。
星宮「見なかったことにした方がいいです。そうじゃないとこの後が面倒になりますよ。」
そう言い残し彼女が室内に戻るのをまった。しかし、なかなか戻ろうとしない。
???「あなたを置いては戻れません。早く中に。」
私の方に近づきながらそう促してくる。私はまた阻まれるのか。
星宮「はぁ...わかりました。」
そうして存在意義があるか分からないような腰の高さくらいの柵をまたいだ。
???「はぁ。よかった。」
女の人は安心した声で、そういった。続けて
???「差支えなければ、なんであんなことしようと思ったんですか?」
そう質問を投げかけてきた。
星宮「もう疲れたんです。限界なんです。」
???「具体的に...話せますか?」
星宮「会社ではパワハラにセクハラ。そこから逃げたくても逃げられなくて。しかも会社の給料も少ないし。私の父はずっと前に事故で亡くなっていて。母も病気で寝たきりで。入院費とか治療費のためにも頑張っていますが。そろそろ限界を迎えてて。家賃とかも払えてなくて。そんな中母がつい最近亡くなって。もうなんか頑張る意味もないですしこのまま苦しみ続けるくらいなら死んだ方が楽だなって。」
私は思いのたけをすべて話した。
???「それは、お辛かったですね。どうです?私の家に住みませんか?」
この人は何言ってるんだ?意味不明なことを言い始めたのである。
???「その会社、うちの顧問弁護士に任せてすぐにやめちゃって、働ける状態になるまで私の家で居候してくれたらうれしいなって。」
顧問弁護士...この人社長か何かなのか?
星宮「あの。大変ありがたいお話なんですけど、ご迷惑をおかけすることになりますし。私なんかと暮らしても楽しくないですし...」
???「私がいいって言ってるの。だからさ、一緒に住まない?」
星宮「それでも...」
???「じゃあ分かった仕事ができない間、家事をやっておいて!私は普通にお仕事があるから家事まで手が回らないことがあって。だからそうしてくれると助かるなぁって。お願い!!」
星宮「うぅ。そこまで言うなら。」
???「よかった。あ、私は佐々木久美。一応アイドルやってるの。知ってる?日向坂46って。」
星宮「え⁉久美さん⁉」
佐々久「あれ、もしかしておひさま?」
星宮「はい...」
佐々久「マジで⁉運命だね。やったね!」
星宮「じゃあ余計。遠慮しておきます。推しに迷惑をかけるわけにはいかないので。」
佐々久「大丈夫。ばれなきゃ平気だから。」
星宮「でも...」
佐々久「私が言ってるんだから大丈夫。だから暮らそう?」
星宮「ん...わかりました。」
こうして久美さんとの同居生活が始まったのであった。
To be continue...