5億の女
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神威は花梨が部屋に戻った後幹部の呼び出しに応じた
「なんだろうね〜阿伏兎」
「さあなぁ」
さっきまでいた部屋に戻ると提督が座っていた
「なんでしょうか?」そう聞いた神威に
「あの5億の女と親しそうだな。」と聞かれた
「親しいも何も第七師団で囲ってましたから話もしますよ」
「神威。あの女こっちに引き抜け、ものにしろ」
「いきなりなんですか、あのまな板・・・いや、花梨を自分の女にするのは勘弁してください」
「ちょうど年頃も良さそうだ、あの頭脳春雨に欲しい。お前が無理なら・・」
他の師団長に顔を向けるが・
「ああ言う女は獣顔は嫌いそうだな、やはりお前しかあるまい。なんとかしろ」
無理難題を吹っ掛けられて神威は阿伏兎の元へ行った
阿伏兎にことの次第を話したが
「花梨がそんなことの応じるはずがない、あいつは木蓮の軍人だぞ」
「だよね、俺もそう思うんだけどジジイどもがうるさい。」
「まずお前さんが興味ないだろ、あのまな板」
「そう、あまりにまな板で俺の尻の方が魅力的だ、性格は好きだけどさ」
「だよなあ、あいつ性格は面白いからな、顔はいいんだが、体が残念なんだ」
「阿伏兎、今頃くしゃみしてるよ、花梨」そう言って笑った
「ハックシュン!!」
大きなくしゃみに蓮水がびっくりしてこっちを見た
「どうしました、冷えますか?」
心配する蓮見に大丈夫だと答えて肩をコキコキ鳴らしながら
「誰か噂でもしてるのかしらね」と言いながら作業を再開した
「進み具合どうですか?」
蓮水が画面を覗き込んできたから進行状況を事細かに説明する
それは蓮見に仕事を覚えてもらうためでもある
蓮水も同じ大学で同じ専攻だから学んできたものは同じで今実践で使える力をつけている最中
蓮水も就職=軍隊組で奨学金組でもある
ただ蓮水は最初からここに配属になったツイテいた方
「花梨・シュバイツ先輩憧れ、ついていきたいと思いました」試験でそう言ったらしい
そして現在に至るで完全お世話係になっている
ことあるごとに蓮水にはいろいろ教えているけれど。
こう言った機会にどんどん経験を積んで・・いつか自分を追い越して欲しいと思う
結局徹夜でシステムを全部組み直すと言う気の遠くなるような作業を蓮水と二人でこなして朝には仕上げてしまった
「蓮水がいたから助かった。半分くらいは蓮水がやったも同じよね。」
「これまだ旧式だからやりやすかったですね」
「2時間ぐらいは寝れそうだから私そこで寝るわ、蓮水は部屋で寝てきたら?」
「私はまだ用事があるので先に寝てください」
そう言ってる間に
花梨は寝袋に潜り込んで床で寝てしまう。
蓮水は“こう言う人だから放っておけないんだ“と思っていた。
蓮水は商船の船長に制御室で花梨が寝ているから外の護衛をつけておくように言いつけてから船を降りた
花梨の朝食の手配をしないといけないどうせ、寝袋でバナナなんだろうが。