番外編 一世一代の恋 神楽の恋
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銀時も気づいていた、神楽が好きなのは蓮。
“でもあいつは相手にもしないだろう、あいつの特別は妹の凛だけだ“と、
素知らぬふりで蓮の話をすると神楽はわかりやすく饒舌に応える
“ 蓮は意地悪言うアル、
でもちゃんと自分で意地悪だと言ってから意地悪言うアル
それは意地悪って言わないアル“
少し間をおいて“・・蓮は優しいアルよ“と言う
神楽の顔は恋をしてると銀時に教えている
14歳だった神楽とは違う、蓮が言った女性ですよと言う言葉に納得できる
あの食欲は程遠いものを感じさせるが、
神楽の恋はわかりやすい、真っ直ぐに蓮に向かっている
わざと嫌がってるふうに見せておいて蓮に何かと近づいていく
蓮は大人な分そんな神楽をニコニコとして受け入れる
ーーでも蓮は・・本音は見せない
神楽はわかっていない
蓮は特別な関係を絶対に作らない。誰にでもニコニコして、分け隔てない
きっとあいつは離れる時はあっさりとここを離れる
蓮という男はそう言うやつだ
落ち込む神楽を見たくない銀時は頭を悩ませた。
「銀さん、いますか?」そう言ってお手製のお砂糖控えめのケーキを持って着てくれた凛を家に引き入れた
普段は玄関で渡すだけなのに、不思議そうに銀時を見た凛に銀時は聞きたいんだけどさと椅子を進めた
ちゃっかり神威は中に入った凛を追っかけてたんだが。(地球にいるときはやたらそばにいたがる)
神楽の話を聞いて凛はやっぱりと言った顔をした
「蓮にわざと喧嘩をふっかけてみたり、かと思えば甘えてみたりしてるのを見て
もしかして?とは思ったの、でも私に甘えるのと大差がなくて。
ただ蓮はどう思ってるのか、特別な人は作らないし、そう言う対象がいたこともないわ
だって私はもう違うけど、蓮は歳を取らないこのまま生きるのよ
普通に年老いていく人とは付き合えないし、同じ場所にはいられない
銀さん、私が神威とのことで悩んだのはそう言うことも含めてよ
蓮は悩む前にそう言う感情を持たないようにしてるわ」