番外編 一世一代の恋 神楽の恋
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凛の話によると
最近、蓮は温室へ花の世話に出かけて夜まで帰らないらしい
。
屁怒絽は蓮に温室で花の世話の仕方を聞いている
二人で花に話しかけている姿はよく見られる光景で
この前すまいるの店長がやってきて
美女と野獣だと騒いでいて、蓮が「私は男です!」と怒ったらしい
でも男でもいいから店で働かないかとスカウトしにきていて
ちょっとムッとしているらしい
そんな楽しい話をしていた時
神楽は先日の出来事を話した
「聞いて凛」
そう言いながら神楽は凛が作ったご飯を頬張っていた
「どうかしたの?」凛はいつも同じ笑顔でニコニコしてて優しい
「最近、どSばかとの喧嘩をいつも蓮は止めるアル、あれはいつものことで
お互い何も気にしてないのに、どうして止めるアルか?」
「蓮は暴力が嫌いだから。私は仕方ないって思う時もあるけど蓮は本当に嫌いなの」
「でも意地悪な時もあるネ」
「からかって遊んでるのよ。きっと神楽ちゃんの反応を見て楽しんでいるのよ」
「それに、蓮にわざと喧嘩を仕掛けたら、直ぐあの金の輪っかを
かけて反省しなさいっていうアル」
「でも、あれ、ふわふわしてない?外れないけど・・」
「そう、ふわふわで柔らかいのに外れないアル」
「あれ、神楽ちゃんに使っているのは柔らかくて傷がつかないようにしているのよ?
例えば戦いの時に使ったのは鋼鉄並みの硬さよ
蓮は使い分けができるの
神楽ちゃんのは絶対動けないけど、真綿のようにやわらかいわ」
「でも、いつも子供扱いネ、それがなんだか嫌アル」
頬を少し膨らませていう神楽が可愛らしくて凛は笑みが漏れる
凛はその姿が神威と重なる
そう、何かと会いに来た神威と同じように
神楽もいつの間にか蓮を追いかけていた
神楽は思う。
“沖田や銀時たちとは全く違う人で神威やパピーとも全く違う“
ケーキを食べる自分をにっこりしながらも見ている蓮は優しい
大声を張り上げたり暴れたりもないけれど、守る強さだけは持っている蓮
神威がなぜ凛に引かれたのか今はわかる気がするアル
だって凛と蓮は似ている、双子だから当たり前アル・・
神楽は少しずつわかり始めていた、蓮に対する気持ちに。
でも蓮は全くそんなそぶりも、感情も持ってないのは神楽でもわかる
ーーーーーだって蓮は誰にだって同じ態度で特別なのは凛だけ