番外編 一世一代の恋 神楽の恋
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蓮が出発する日、神楽は万事屋から見送った
毎回宇宙港まで来られるのは重いと言ったからで
「戻ってくるんだからここでいいんですよ」と言う
「蓮、いってらっしゃい」元気に言う神楽の目が少し潤んでいた。
クスッとわらう蓮は優しいキスをして神楽の腕に
うっすらと自分の血を一滴落とし。触れた.
細い金の光の輪がはまる ブレスレットのように
「これ何?」
「私が存在してる限りそれが光ります。命の輪です。
私の存在はそれで測れるでしょう?」
「ずっとついたままアルか?」
「私が外さない限りね」
「大事にするアル。でもだからってほったらかしは嫌ネ」
「はいはい、気が向いたら来ますよ、
あなたも地球のラボにいるときはいらっしゃい
ちゃんと連絡しますよ」
ーーー凛はまだ少し寂しかった。
神楽という存在はできたのはとても嬉しいのだけど、蓮が自分から離れたことで寂しさが増す
「凛、俺がいるのになんでそんな顔するの?」
いつものように後ろから抱きしめる神威に体を預けるといつものように頬を合わせてくれる
「そろそろ、俺も戻るけど今回は凛が一緒に来る番でしょ?」
「そうね。一緒ね」
「そうだよ、一緒にいたら寂しくなんかないさ、ずっといるって約束したろ?」
凛の薬指にはめられた指輪をなぞって言う。
「ええ。そうね。神威」
その頬に優しいキスを落として二人は微笑んだ
ーーー3日後,
凛は神威と宇宙で旅立っていった。
星海坊主も長い滞在を終え旅立っていく。
神楽は万事やで相変わらずの日々を送っているが、腕にひかる「ブレスレットは
まるで挨拶のように時折キラキラとひかる
「此処にいますよ」と蓮が教えてくれている
やがて、蓮から封筒と荷物が届く。
ラボに来るためのチケットと
今まで持ったことのなかった最新のスマホに可愛らしい手袋とマフラー
地球にいる間はそれで連絡が取れるようにと。
そして、クリスマスにはこちらにいらっしゃいと書かれたカード
ちゃんと裏にはシークレットメッセージ
”あなたが大好きですよ”と書かれていた
神楽は満面の笑みを浮かべて言う
”蓮、大好き”と。