番外編 一世一代の恋 神楽の恋
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
いきなり現れた蓮に凛は嬉しくて飛びついた
「なんですか、凛、子供みたいに」
蓮も嬉しそうに笑う
「だって蓮に会えるなんて思ってもみなかったもの」そう言って凛は抱きついたままいう
「凛、あのイノシシがこれ見たらどんな顔するかわかってますか?」
「???」
「想像つきますよ、凛にとか言って眉間に皺寄せて怒りますよ」
「蓮は私の兄様なのに?」
「ええ、単純構造一直線、猪突猛進、イノシシの性格の彼のことですから、わかりやすいですよ」
「兄様。言葉がすぎます、仮にも私の・・」
「ああ、そうでしたね、大切な人ですからね、口がすぎました」
蓮は凛に対して底無しに優しい、喧嘩にならない。
家に入るとそこはもう神威との暮らしがすでに染み付いているような雰囲気があった
部屋の一角にたくさんのフォトフレームが並んでいる
神楽と神威と凛の3人の写真、神威と二人で微笑む写真、神威の写真
・・私の写真はありませんが・・と言いたかったけれど蓮は言うのをやめた・・・
「たくさんありますね」そういうと神威が全て飾っていくと返事が返ってきた
「ふ〜ん。あのイノシシがこんなことするんですね、予想外です。」と呟いた声は凛には聞こえてなかった。
「ああ、そうだキッチン借りますよ」
蓮がいきなりいだして何事かと思ったが
神楽を誘ったと聞いて二人でデザートを作ることにした.
久しぶりに二人でキッチンに立ってクレームブリュレを作る
途中で神楽がやってきて、じっとその後ろ姿を見ていた
結局デザート前に食事用のキッシュまで蓮は作って神楽に勧めた
「美味しいアル」そう言って食べる神楽にいくらでも作ってあげるからという
ーーーこの言葉が毎日やってくる理由になる
蓮のスイーツもまた絶品で,
基本優しいから多少のお願いはニコニコ聞いてくれるのだ