番外編 一世一代の恋 神楽の恋
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
神威はもう毎日超ご機嫌で、星海坊主も驚くほど
あんなに結婚をしぶり続けた凛がO Kした。
それはおそらく蓮と話し合ってたことも大きく影響しているとわかっていた
事実、凛は蓮と話し合うことで自分の神威への気持ちを思い返すことができた
そして
指輪を買いに行って正解だったと神威は思う
阿伏兎と話をしていて今までプレゼントなど花しかあげたことがなかったというと
「そりゃダメだ」と言われて
指輪を買いに行かされた?かもしれないが買った。
ちゃんと自分で選んだ、
サイズは店員の指でコレぐらいだとわかるのは神威の凄いところだが
(この特技のおかげで凛は太れない、
すぐに神威があれ?ってウエスト辺りを持って気付くからだ、
別に神威は太ることがダメとは思ってないがすぐ気付くので凛は太れない。
・・・あまり太る体質ではないから気にすることもないんだが)
ーーーー「おまえさん、凛は花屋にいるのになぜ花を贈る」と言われて
「あ、そうだった」と思う。
この辺が神威の適当なところかもしれない
・・・・・・
「おーい、神楽」
ボ〜ッとした顔でテレビを見ている神楽に銀時はお土産のケーキを見せた
「あ、それ」
「蓮から預かった。タルトタタン?タタタン?とか言う奴だとよ。なんだかややこしい名前だな」
「りんごのケーキアルよ。」そう言って箱を開けると
「さすが蓮アルよ、冷やして生クリームも入れてくれてるネ」
「神楽ちゃん、それお父さんにも分けて」
「ええ〜?せっかく蓮がくれたのにぃ?仕方ないアル・少し分けてあげるネ」
神楽は新八の分もお皿に分けて冷蔵庫に入れて残りを分けて食べた
当然神楽のが一番大きい。
「色は地味だがうまいなコレ」銀時も美味しそうに頬張る
「この間のブランデーケーキもうまかったがコレもいい」と星海坊主
(神楽の酔っぱらい事件の後蓮はまた持ってきてくれた)
あれだけ好きだ、大好きだと言い続けて蓮は迷惑がることもなく
神楽の好きなケーキを焼いてくれる、もちろん家でも食べさせてくれる
よくわからん男だと星海坊主は思う。
しかし蓮も早々暇ではない、長期休暇も終わりに差し掛かっていた。
今度は地球にはいるものの、ヨーロッパのラボにいくと言う
予定では長くて1年はそこにいる。父親の遺した研究段階の種子があるそうだ
「絶滅した植物をもう一度復活させるために化石から探してそれから・・・・」
こうなって〜どうなって〜と説明が長すぎて銀時にはわからない
まあ、仕事ってことだ。
蓮はあの父親と同じ研究者の端くれでもある。
万事屋銀ちゃんや星海坊主、神威たちと比べるのが失礼なほど頭脳明晰だったりする
だからいろんな星から呼ばれる、父の後継としてラボも引き継いでいる
今回に至っては蓮は同じ星にいるってことで寂しくもなんともないようだ。
「ひとっ飛びで戻れるのなら何の問題もない、星がちがってたらいろいろややこしいですが」
蓮の移動距離感は普通とはちょっとずれている
同じ星なら外国は一軒隣みたいなものだ。
「送別会やってやるか」と皆の発案で決まった・
いよいよ蓮は江戸を去って行く
長居をしていた星海坊主も立って行く
神楽は寂しさを覚えて少し泣きそうになる。
ーーーーあれから蓮の態度は変わらない。このままお別れなんだろうかと思うとまた胸が痛くなって膝を抱えてしまう
それと銀時たちには見られたくなくて押し入れに籠ることが増えて行った