番外編 一世一代の恋 神楽の恋
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銀時たちの心配をよそに、押し入れに閉じこもった神楽は別のことを考えていた
どう考えても蓮が好きなことから自分は逃げたくないアル
どうしたら蓮の考えを変えられるアルカ。
どうしたら凛のように人を愛するようになるアルカ
頭から毛布をかぶりながら今までのこと、蓮の言葉、仕草思い出して・・
答えは一つしかないアル
自分らしく蓮に向かうことだけ。
だって、私は蓮が大好きなんだからと。
押入れの襖があくとお妙がそこに立っていた
「神楽ちゃん」
「もう大丈夫アル、答えは一個しかなかったアル」
その顔にお妙はわかったように
「よし!」と言った
「お腹減ったアル。蓮のとこでケーキ食べ損ねた」
「仕方ねえな、銀さんのプリンやる」
「やった〜」
万事屋の中にいつもの空気が戻っていった。
・・・・・
珍客が訪れたのはその日の午後だった
「神楽ちゃん、。おと〜さんだよ〜」
星海坊主がやってきた、が・・ちょっと顔が腫れている
「パピー、どうしたアルか?」
凛の顔見に行ったら、蓮がいて間違えておどけて抱きついたら殴られたと
「パピー。それセクハラある」
「凛ちゃんはやめてくださいって嫌がるだけで殴ったりしないから驚いたよ
あっちの方が凶暴だなぁ。」
「いくら凛が怒らないからってジャレすぎアルよ、バカ兄貴にバレてないからってだめネ」
「私は男色の気はありません!って殴られたよ。ところで凛ちゃんはどこ行ったんだ?神楽」
「バカ兄貴と宇宙でデートアル、こっちは蓮が来ていて2人っきりになれないアル。
いちゃつきたいから一週間ほど連れていくって引っ張って行っちゃったアル」
「戻るまでしばらくこっちにいよう、」・・・ほ海坊主も凛の料理の虜の一人になっていたようで。
「え?」万事屋に居候がもう一人増えた
蓮のところには行きづらいらしい。
確かに会話が続かなさそうなのはわかる。なんだかんだ言っても星海坊主と神威は似ている。
そして蓮とあの二人は
見るからに頭脳派と肉体派
非戦闘派と戦闘派
変化球と直球
見事に対照的すぎる
しかも蓮は女子供にはめっぽう優しいが、男には言葉は丁寧だが結構毒舌
万が一喧嘩をしようにも喧嘩にならない
相手を動けなくしてしまうから、自分から攻撃せず相手の熱が覚めるのを行動を抑えて待つタイプだ
神楽がいい例で沖田(別名総一郎くん)との喧嘩を何度もそれで止められている
説教付きで。
そして何より餌付けがうまい。