番外編 一世一代の恋 神楽の恋
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ーーー蓮が凛のところに戻ったのはなぜか、明け方近くだった。
「なんで帰らねえの?」という銀時に
「二人きりでいちゃいちゃ仲良くしてる凛の邪魔をしたくないのでね」と笑う
「なんだそれ?わかるのか?」
「ええ。わかりますよ、あのイノシシが戻ってますから二人きりになったら
まあ、そりゃイチャイチャするでしょ?
凛はなんとも思ってないですがあれは邪魔だと思ってますよ
わざとやってますけどねぇ」
そういって銀時を見ていう顔は少し意地悪だ
「そう言えば神楽はどうしました?あのまま怒って引っ込んだままですか?」
蓮の問いかけに新八の家に行ったと答えた
「そうですか」と答えた蓮に銀時は問いかけた
「蓮、お前さ神楽のことどう思ってるわけ?。。まじであいつの保護者として聞いてるんだ」
「そうですね、可愛いですよ。」
「それだけか?」
「私達は元々好きとかそう言った男女に関する感情は持ちませんからね。」そう言って笑った
「だが凛は違ってたぞ?・」
「・・・彼女はあのバカイノシシに押し切られたんですよ。元々凛も私と同じでしたよ。
私より彼女は寂しがりでしたからね。
欠けたピースにうまくアレがハマったんですよ。
私は欠けたままでも平気ですが、彼女はそうじゃなかったってことだけです
・・でも今しあわせそうだからいいんですよ」
凛と神威のことを言う時だけは少し機嫌が良くなさそうな顔をするから銀時は笑ってしまいそうになる。
よほど凛が大事なんだろう。
「しかし。なんだよ、アレって言い方」
「アレでいいんです、いろいろありましたからね」
「彼女は限られた寿命の中で生きていきます、私は違う、常人とは違う生き方をする以上
常人のように生きられないということですよ
最初からそう生きるように教えられ生きていますから。それでわかるでしょう?」
銀時は蓮の横顔を見た
いつか見た横顔と同じだった
蓮は髪で隠した方の目で泣き、もう片方は冷静に何かを見つめている
そういう奴だ。
神楽の想いは届かないだろう。そう銀時は感じた。
ならばせめて、蓮が去ったとき神楽の中にいい恋をしたという思い出さえ残してられたらと思わずにいられない銀時だった