番外編 一世一代の恋 神楽の恋
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ーー凛は思う
・・・・おそらく神威も心配している、出なきゃこの人はこんな話をするはずがない
本人には言わないけれど凛は神威を見てそう思った
ーーーーー神威は隣で眠る凛を見て思う
蓮は同じ顔をしてるのに、なぜああも性格が違うのかと。
あの時も肝心な事実を隠してさっさと消えていった
おかげで俺は相当悩む羽目になったんだ。
でも凛は言う
「蓮は本当はとても優しい、ただそれを隠すのがとても上手い
神楽ちゃんのために距離を置いているのか、それともその気がないのか
・・もう幼い神楽ちゃんじゃない
ちゃんと恋のできる女性だから本当は応援してあげたい」と。
「でも相手が蓮なら話は変わってくるのも確かで。この恋は難しい」と小さく笑って俺に言った
凛はここにいる間神楽と一緒にいることも多い。
だから関わりも多い。だから余計に心配なんだろう。
しかも相手は自分の兄貴だ。
(その兄貴から分身とも言える大事な妹をかっさらって言ったのは自分だと言うことを忘れているのは神威だが、)
・・・・・・・・・
「蓮!どういうコトアルカ。」
万事屋を不意に訪れた蓮を捕まえて神楽が怒っていた。
「はいはい、どうしました?今日は機嫌が悪いですね」
「この前のどSバカとの喧嘩なんで止めたアル、毎回毎回!!」
「そういうことありましたっけ?」
ニコニコ笑って相手にもしない様子に銀時は呆れる
「神楽、また総一郎くんとやったのか?」
「すぐ蓮がすぐ止めたアルよ。ニコニコしていけませんよって。
あの金の輪っか足にはめて動けなくしたアル。あのどSばかもやられたある。
しかも蓮は自分に迷惑かけたからって
今回はちゃんと謝るまで外してくれなかったアル」
「私は争いが嫌いでと言ってるでしょう?だから止めただけですよ
子供じゃないんだからやめなさい」
「そう言ってる蓮は私を子供扱いするアル」
「当たり前でしょう、幾つ年上だと思ってるんですか?
正確には軽く二百年はあなたより生きてますよ?年上は敬いなさい」
しれっという蓮に神楽も負けていない
「そばにいる年上があれだから敬えないアル」
指差された銀時が思わず反応する
「なんだよ、その言い方は」と、しかし蓮は視線を銀時に向け、また神楽を見て言った
「言われて見れば・・そうですね。すみませんでした、私が少し間違っていましたね。
敬えない年上はいますね、ただし私は敬いなさいね」
にっこり言われて神楽も分かったと言ってしまう。
銀時だけがなんでだよ〜〜と叫んでいた。