この宇宙の中で 番外編 その後〜阿武兎の受難
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神威とマリンが一緒の部屋で暮らすようになってひと月ほど経った頃
今まで全く予想だにしなかった真実が発覚した。
たまたま小腹が空いてしまった神威が何か食べようとしたことから話は始まる
「マリン、何か作って?」
そう言われたマリンの顔が強張る
「どうかした?」
「作るって・・私が作る?????」
「え?嫌なら俺が作るからいいよ?」
「神威、作れるの??」
「それぐらい、ちょっとはできるよ。」
「そ、そうなの?」
様子がおかしいマリンに気付いて神威は首を傾げる
「もしかして料理とか苦手?」そう聞く神威に衝撃的な返事が返ってきた。
「一度もキッチンは入ったことがない・・」
それは。。マリンが全く料理をしたこともなく、包丁すら持ったことがないと言うこと。
まずキッチン自体に入ってないというのが衝撃だった
「・・軍人時代はちゃんと補給部隊がいたからしなくてよかったし
家に戻れば・・一応あの家だと使用人が全部やってくれてたし・・・
私は食べて飲むだけ・・で。」
困ったように言うマリンに神威はかなり驚きながらも「無理はしないでいい」そう言って
とりあえずそのままで食べられそうな果物を食堂へ取りに行った。
翌日阿伏兎にそれをいうと
「そりゃまずいだろ」そういうとマリンを訪ねた
阿伏兎はある程度できなきゃ生きていけないと諭した
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