この宇宙の中で
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そのまま要塞の司令本部への突入が始まった
夜兎の足は早い、マリンは阿武兎に抱えられる羽目になって
彼らはエレベーターなど面倒だと平気で軽々ジャンプして上に行く
逆に兵士たちが追えないから安全だと言った。
「戦闘スーツ脱いで正解だな。軽いもんだぜ?」
そう言って余裕をかます阿武兎に
「適役だね〜」と神威が笑う
抱き抱えられるその姿はされたこともない?お姫様抱っこ状態
「落ちないようにつかまってな」
阿伏兎に言われて首に手を回してつかまっていた。
司令室にいち早く到着したのはマリンたち、
遅れて陸戦部隊がやってきた
囲まれて窮地に追い詰められた司令室の兵士は銃を放とうとするが
瞬時に神威と阿武兎に倒されてしまう
陸戦部隊の連中も夜兎の強さには敵わないと感じる
マリンは謀反の張本人ヴァーレンを捕らえようとしたが
銃口をマリンに向け最後の足掻きを見せる
ヴァーレンは吐き出すようにいう
「大貴族の出で何の苦労もなく、
10代で提督まで上り詰めたお前に何がわかる
20も下の女に上官ヅラされて、俺たちは頭を垂れ、ひざまづく
どんなに戦果を上げても大貴族様には敵わない
お前の一勝と俺の一勝は何が違うんだ。
だから俺はこの要塞ごと自分のものにすると決めたんだ」
「控えろ、提督になんて口の聞き方だ」
他の兵士が詰め寄る
マリンは動じもせず冷たく言い放つ
「・・それで?私に何を理解しろと?
確か・・私が13で初陣した時、
お前は貴族出身の私やシオン、現皇帝陛下、皆白兵戦に投じたな?
私もそうだが、応援部隊、今の陸戦部隊が来なければ確実に死んでいた
その後、前皇帝が苦情をいれたのは知っている
兵学校を出たばかりの成人しない子供を白兵戦に投じたお前は処分された。
しかもお前が選んだのは貴族出身ばかりを選んだ。
特に狙っていたのは私と現陛下、シオンの3人だ。
それでも軍務尚書あたりはその後のお前の忠臣と戦歴をかって
この要塞を任せたというのに
お前は反旗を翻した、許されることではない」
「・・あんたは無敗の提督、ご自慢だろうな。
あのご立派な戦艦も一度も傷ついたことはない
陛下から下賜された最新鋭艦。
・・・陛下の愛人なら当たり前か」
神威たちが一瞬驚く
「何を失礼なことを!」周りの兵士が騒ぎ出す
マリンは周りを制した