この宇宙の中で
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「神威?ダメよ?言わなかった?」
押し返すマリンに
「なんでダメ?急にダメだって言い出してひどすぎない?」
自分が年下目線になってるのがわかる。おかしい。そうじゃない。
神威は心の中で自問自答していた、
大きく息をひとつついて、
“ちゃんと伝えろ”と言われたことを思い出す
・・そして、失うかもしれないとあのとき思った怖さも
助かった時の安堵感も。
「・・あのさ。」
「何?」
「・・だったら。ちゃんとしよう?」
「しよう?って・・神威、あのね」
「違う!そっちじゃなくて!」
ーーー「俺にもちゃんと見せてよ、マリンの甘えるとこ」
マリンはそこで阿伏兎が神威に全部ばらしたことに気付いた。
“飲んでおけばよかった“ マリンはそう思った
素面な上、私室では感情が素直に出やすいことも自分でわかってる
完全に切り替えてる状態でこれはまずい
「マリン。顔真っ赤だけど?」
ーーーーー時遅し。
「なんでもないから、放っておいて、神威」
体を離そうとしても神威が離そうとしない
「可愛い」そんな言葉が神威の口から漏れた
「と、年上をからかわないで」
「。。また赤くなってるよ。だって可愛いからさ」
顔を背けようとするマリンの頬に手を伸ばした神威は唇を重ねた
「神威、ダメって言ってる」
「きかないよ」
また唇を重ねる
神威はさっきまでの態度とは打って変わって、俄然強気に出る
急に自信がついた、というか
嬉しさが先に立ったせいで控えめにしてた部分が吹き飛んだと言っていい
そして告げた。
「マリンは拒否れないよ?だって俺は・・・・・・・・・。」(←自分で想像しましょう)
その言葉にマリンは神威を見た
その顔はいつもの神威じゃない。
神威はまた唇を重ねる
「返事聞いてないよ?」
「神威。私は・・・・・・・・・・」(←自分で想像しましょう)
自分を抱きしめる腕に力が入ってくるのを感じたマリンは目を閉じた。
“この人には敵わない“そう思いながら。
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