この宇宙の中で
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
一方の神威は未だ?マークがずっと飛び交い続けている
仲直りしたはずだ。
それなのになんで拒否するんだ?
今までと変わりないだけなのに
ちょっとマリンが変わった気もしていた。
仕事中は今までと同じでかわりないのに今まで拒否したことなどないのに
いきなりだ。それはないだろ。
部屋でソファにあぐらを組んで考えてみるが、原因がわからない
気がついたマリンとようやく話せた時は、いい感じだったよな?
そのあともなんだかんだ言ってもいい感じで過ごしたよな?
こっちに戻ったら・・アレだけ拒否られた
さっぱりわからない。
もしかしてまだ怒ってるのか?いいや、そこまで怒ってなかった。
ひたすら自問自答する神威だったが・・神威自身が全く気づいてない
いまだちゃんと告白できてないってことに。
あの喧嘩の時に言ったつもりでいる神威と
一時の感情で口走ったと思い込んでいるマリン
付き合う順番を一足飛びで飛び越えてしまった神威には頭を抱えることが増えていった、
「団長、何かお悩みでもおありですか?」
部屋に来た阿伏兎が揶揄う様に聞くと
「なんでもないよ」
ムッとしながら返事をする神威の横顔を見て
“まるで恋したてのガキと一緒だ“そう思えて笑いが出る
「マリンにあっちの相手してもらえなくて拗ねてるのか?」
「ち、違う!」
「そうかい、俺はてっきりそうだと思ってたぜ?
俺はちゃ〜んと部屋に入れてもらってるけどな」
「怒るよ、阿伏兎」
「真面目にいうが
団長、ちゃんということ言わないと、伝わらないぜ?
マリン言わなかったか?
馴れ合いは良くないって・
マリンはずっと大人の関係だけだと思い込んでたぜ?
そう思おうとしてたのかもな
お前さんにはもっといい人が現れるって思い込んでる
自分は通り過ぎていくだけの女だって
マリンはそう思ってるぞ?
違うならちゃんと言わなきゃ、あいつには伝わらねえ」
「い・・・一回は言った・・多分」
「喧嘩のついでの捨て台詞でな」
「う・・・」
「あいつ、なかなか可愛いところあるぞ、まだ知らないだろ?
俺の前じゃ顔真っ赤にして、俯いて可愛くて
耳まで真っ赤になるんだぞ。
・・悔しかったら、ちゃんと伝えな。団長」
阿伏兎はそういうと団員に呼ばれて去っていった