この宇宙の中で
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
怪我が治ってからのマリンの態度は全く変化がない
ただ神威を部屋に入れなくなった
仮に入ったところで今までの様な相手をしてくれない
「なあなあで、こういうことはよろしくないってわかったから
しない」
はっきり言われた
ガックリくる神威に優しくいう
「この前みたいな喧嘩はもうしたくないから、やめましょう
今までに私の態度も良くなかったわ」
そう言われて尚更ガックリくる
それに何を改めるのか神威に理解できない。
頭の中に?マークが飛び交っていた。
感覚ではマリンだって俺のことが好きなはずだと思い込んでいたんだが・・
違うのか?勘違い?
一人で焦る神威がいた。
それに、阿伏兎はちゃっかり部屋に入って飲んでるじゃないかと、
焦る神威の裏で
阿伏兎はしっかりマリンの気持ちを聞いていた
「なんで団長、追い返すんだ?落ち込んでたぞ?」
「ああいうのは結局もめる元だと気がついたただけよ
大人の関係で割り切ってるつもりでも
神威にも失礼だったと思うわ」そう笑った
「で、どうするんだ?」
「・・神威が本当にどう思ってるかわかるまでは何も変化はない」
「十分惚れてると思うぞ?お前だって満更でもないだろ?
てかさ、マリン、お前さん、自分が大人だからって思い込み強くねえか?」
「え??」
「あいつより年上だからちゃんとしなきゃとか、
分別つけなきゃとか我儘言っちゃダメだとか。
甘えちゃダメだとか・・思い過ぎてるだろ?」
「だって、最初からそうじゃない」
「阿伏兎さんには年上だからこんな風に言えるってか?
お前爪の時のあれ、可愛いぞ?」
「普段でも団長の前でも見せてやれよ
甘えりゃいいだけだろ?ちゃんと甘えろ。可愛くなれ」
「。。無理・・甘えるなんて無理」
「マリンさ〜ん?」
「今更、恥ずかしくて無理。絶対、甘えるなんて無理」
「おいおい。大人じゃなかったのか?
素直になりゃいいだけだろ?
そのまま甘えちまえばいいだけだろ?」
「だから、ぜったい無理」
「あいつに散々大人な顔見せといて、
散々、あんだけやることやっといて、これかあ?」
「だから無理だってば!」
「お〜い。もう酔っ払ったか?
顔真っ赤だぜ、こ〜んなに可愛いのになあ、お前さん」
「もういいって、阿伏兎」
「しばらくこれでいじめてやるよ。マリン。楽しみが増えたぜ」
「阿伏兎!」
”ったく。真っ赤になって・・この顔団長に見せたら、もっと惚れられるぜ。
俺しか知らんっていうのもいいけどな”
阿伏兎はそんなことを思っていた