この宇宙の中で
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ーー神威たちが敵艦に突入している隙をつき
向こうも神威たちの船に突入した
衝撃とともに警報が一斉に鳴り響きモニターに映し出されるのは人狼。
マリンはそれを見て指示をすぐに出した
「第二ゲート封鎖。1分以内に第二ゲート付近の団員は避難」
「突入口の被害は?」
次々と切り替えるモニターで確認後、銃火器倉庫へ向かった
「私たちが行きます」そう言う団員に「大丈夫」そう言って笑った
団員たちは夜兎だ。暴れ過ぎも困る
艦艇への被害は最低限に済ませたい
残した団員たちが戦う中、マリンも人狼に立ち向かっていく
その時だった、一瞬の隙をついて人狼の放った銃弾がマリンの大腿部を貫いた
「マリンさん!」
団員が駆け寄る
「大丈夫よ」そう言って傷を確認すると、
血が湧き出てるような状態だった。
“あれ、これってかなりやばいとこ貫通した?
流れ出る血を見て冷静に思った
押さえても止まる気配がない。
確実に血管やったかも・・・”そう思った
”でも、怖さはない・・・とりあえずここを守りきらなきゃ神威たちは戻って来られない”
そう思い直して自分を奮い立たせた
「マリンさん、避難しましょう、手当てを」そう言う団員に
「おそらくこの出血では結果が見えてる、
それよりここを守らなければ、団長たちが戻れなくなる、
それぞれ持ち場に向かって。自分がすべきことをやって」
そう言って戦いに向かわせた
マリンはそれでも、怪我を負った状態で銃撃に立ち向かった
失血の多さにめまいを起こしながらも引き金を引いた
「脱出ハッチからの侵入を防いで!」
「はい!」
マリンの指示が次々飛ぶ中。慰め程度でも自分で応急で止血をして
足を引きずりながらでも戦う
そして 戦況を読み。
近くにいた団員に指示を出し殲滅の作戦を次々伝え動かす
闇雲に戦うのではない、彼女は全て計算し尽くした上で戦う
彼女の頭の中にはこの船の構造の細かい部分までが完全に頭に入っている
人狼がどういう配置できているか団員の細かな報告で把握して
団員の配置を進めていく
「全員を生きて返すな、団長たちが戻る場所を死守せよ」と。
マリンはそう言った
そしてマリンも戦う
銃火器を使いこなし船に影響が出ないように戦い徐々に人狼の戦力を削いでいく