この宇宙の中で
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ーーーー「団長。また人狼がこちらに迫って来てます」
まだ少し距離はあるものの確実に春雨を狙って来ているのは確かだ
先刻神威が怪我をした時からさほど時間は経ってない
春雨は人狼の攻撃を3度受けることになった。
流石に神威も今回ばかりは全滅させると意気込んで
そして殱滅すべく相手の艦に突撃をかけ乗り込んだ。
ーーーが・・・・さほど敵の人数が多くないことに疑問を抱いた。
それが策略だと気づいた時には春雨に向かい人狼がすでに突入を開始していた
ーーしまったと思った時には遅かった。
今回はマリンに相談ぜす自分の考えで動いていた
喧嘩をしていた、と言うか自分が勝手に怒っていて
マリンはその様子を黙って見守っていただけなのだが。
ーーー普段は意見を聞くのにこの時に限ってしなかった
人狼は神威がそこを離れるのを待っていた、分断し艦隊戦の天才を殺し、春雨の力を削ぐつもりだった
人狼は二回の戦いで春雨の戦いが変わり、白兵戦と主とするものに艦隊戦が加わり
戦略においても大きな力を得たことを知った
そして、それが夜兎ではないと言うことも調べ尽くしていた
一度は失敗したが二度目は失敗しないと意気込んで命令した
「そいつを殺せ。死体を持ってこい」
誰もそれが女だと気づいてはいなかったのが幸いでもあったが
母船から逃げた人狼の団長を追い詰めた時事実を知った神威は全身に寒気が足った
” マリンが危ない”
それは阿伏兎も同じだった
他の団員が船を制圧し後始末を任せた後、
神威は高速艇に乗り攻撃を受けているであろう春雨に急いだ