この宇宙の中で
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
正式に春雨第七師団に入ることになったマリンはその手腕を発揮して行った
困ったことといえば、彼女は綺麗好きで皆に掃除をさせることぐらいだった。
当然重火器の手入れなどは絶対に怠ることもなく、
常にいつでも問題なく稼働させることができるように準備されていた
いくら第七師団とはいえ艦隊を動かす以上は
どんな場面でも対応できるよう
マリンは管理を怠ることはなかった
その分要求もきっちりするので団員は大変ではあったが
その中で神威は感じていた
マリンは感情をあらわにすることなどほぼない
それが神威にはまるで心に踏み込むなと言われているような感覚に陥ることがあった
心の奥底までは立ち入らせないような壁を感じることもあった
阿武兎などは潰れるまで飲んで、話をする機会も多い
爪に至っては阿武兎担当みたいなものだ
ーーーその夜、神威は夢を見た
夢の中で丘の光景が見えて、そこにマリンと・・男の後ろ姿
・・抱き寄せられている・・・
とても幸せそうに笑って・・・
“シオン“とその男をよんだ。
そこで目が覚めた。
ーーーすぐに会いたいと思った
神威は交代要員以外はもうすでに眠っているであろう時間に
一人マリンの部屋へ向かった
ドアンロックの解除の仕方など心得ている神威はそのままロックを解除してからノックをした
その視線の先にはソファで座るマリンが映っている