この宇宙の中で
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惑星オフェリア?阿武兎も神威も知らない
一体自分たちはどこまで飛ばされたんだ?
しかし今の状態では船を動かすことも不可能、
神威たちは申し出を受けることにした。
そのまま小型艇に神威と阿武兎は乗り込んで
その上官に会うことになった
“司令って一番上のやつだよね?阿呆提督みたいな?“
“いい歳のおっさんじゃないか?“
そんな話をこっそりしていた時
目の前に流線型の銀に輝く美しい戦艦が目に移った
周りの戦艦と全く違う
周りも大概立派なのだが。
小型艇が格納され、その船に降りた神威たちは
その磨き上げられた船内に驚く
くもり一つない・阿武兎が思わず
「ピッカピカじゃねえか、俺たち歩いて汚しそうだぜ」と言った。
神威たちをピシッと並んで敬礼で迎える兵士たちの前を歩く
「俺たち海賊なんだけど、これっていいのかな?」
神威はニコニコした顔で阿武兎に聞く
「すっげえ、居心地悪い」と阿武兎も首を竦めた。
船内の廊下もオートシステムが入り、立ってるだけで勝手に動く
そして大きな扉の前に神威たちは案内された
「こちらにどうぞ」そう言って扉が開いた先に
・・・その人はいた
「お連れいたしました、提督」
その声にご苦労様と・・声がした
阿武兎があれ?って顔をする
上官といえばおっさん、
提督といえばおっさんなのだが
声が・・違うぞ
椅子から立ち上がるその姿は女だ。しかも若い。
神威も目を見張った
「わざわざご足労いただいて申し訳ありませんでした。」
そう言って近づく彼女に神威は目を見張った
はっきりいうと凛々しく美しいのだ
ハニーゴールドの髪を後ろでまとめ、
軍服を着たその姿は今まで出会ったことのない女
彼女は敬礼をした後、神威と阿武兎に握手を求めた
「私はこの艦隊を任されているマリン ルトールです。
貴艦には迷惑をおかけして申し訳なかった。
このまま本艦は本星に帰還するので
そこで修理と補給物資の提供をさせていただくことで
お許し願えるだろうか?」
そんな申し出を神威は受けることにした。
まず修理しなければどこにも戻れないし位置関係もわからない。
ただ、この船は自分たちのものより遥か大きく、
設備すべてにおいてとんでもないものであることはわかった。
流体金属で覆われているから、この船が傷がつかないんだと知った
艦橋も第一、第二、第三まである
神威たちはマリンのいる第一艦橋に案内され、
彼女が座る司令官の椅子の横に座席を用意された
身の安全は保証されてるようだと神威は確信し、
マリンは本星に戻る艦隊の隊列を組み直すよう指示した。