絡み酒の女
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ーーーー「飲んだ飲んだ」
テーブルの上の転がる空っぽの缶が並びワンカップの空のガラスカップが飲みっぷりの凄さを表している。
ルームウエアでゴロゴロしながらつまみ片手に飲んで
おっさんだな、と思いながらも一人だしいいかと開き直って最後の缶チューハイに手を伸ばす
二人ならこんな風にしなかっただろうけど、これも一人になった気楽さかもしれない。
一人になればなったで・・それなりにこういう生活もいいかもしれない。
「片付けは明日にしよ」
フラつく体でベッドにダイブすると、なぜか斎藤さんのもふもふ頭を思い出した。
精神が弱い時にいい人に出会うとこんなものなんだろうなと、思って・。
なぜかまたどこかで会えたらいいなあ。なんて思うのはやっぱりいい人だったからだろう。
あれからかれこれ3ヶ月がすぎて失恋の痛手も時間が癒してくれるというのも満更ではないというのが分かって、一人暮らしを満喫し始めていた
おっさん化しつつあるのは自覚ができている。
あの人といた時は早く起きて簡単にでもメイクをして朝食を作ってお弁当まで作って会社に行って
帰宅してささっと片付けて夕食の支度をして・・甲斐甲斐しく動いてたんだなと思う
それがいつの間にか、この体たらく、誰かに何かをしてあげたいと思わないとダメらしい。
しかし体の中はすぐに変化をきたし、
体型は変わらなくとも健康診断でコレステロール値上昇にびっくりした。
「これやばくない?」と独り言。
ーーーーー医者から言われたのは食生活の改善と運動。
自炊生活に戻ることにして、運動は歩く。
ーーーーーーおっさん生活はしつつも、食事は自炊に戻った。