絡み酒の女
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ーーーー終は思い出す。
彼女が本当に落ち込んでるのは分かったから、なんかそのまま連れてかれてもいいかと思ったんだ。
そもそもトイレに立って席を間違えて座ったのが始まりで、あの時点で彼女は相当酔ってた。
話を聞けば、そろそろ結婚かと思っていたのにいきなり相手が出て行った。
残っているのは前日までの楽しい思い出といきなり出ていった喪失感とそれをすり替える為の怒りでいっぱいで。
「最初は向こうから告白してきたのよ〜大好きでたまらないから付き合いませんかってさ〜
まだ10代だもん、もうキラキラした恋よね、学校卒業したら結婚したいねとかさ
夢見るじゃない?一緒に住みたいっていうから部屋も借りてさ、
結婚するなら予行練習もいるよねとか言いながらさ、
幸せだったんだよ・・なんでこうなるんだろう。」
言葉が途切れるとまたお酒を飲んでため息ついて
「ワーワー泣けたら楽だよ、でも泣けないんだよね、
可愛げないからかな〜だから出ていったのかな〜、
でも一緒に住んだら見えないとこも見えるじゃん、
お互い様じゃんって、これがだめなのかな〜」
「デートも一緒に住んだら無くなったし、家でいいじゃんって・・いうんだよね
でもさ。やっぱりクリスマスとかデートしたいから誘ったら機嫌悪そうで。
結局家でケーキ食べることになったのにさ、
その前に友達とクリスマスパーティってほっとかれた、
ああいうのって彼女は抜きなのかな〜」
「浮気でもしてたのかな。それとも私が浮気相手になってたのかな」
言葉は止むことがなくて酒量が増えて終に絡み出すも終はスケッチブックで話すから答えられず
さらに絡まれて返事ができないでいたら彼女は「帰る」って言ったんだ。
足元も怪しくて倒れそうになった時支えたら「送れ」ってどすの利いた声で言われた
「酒癖悪い女だなあ」呆れたようにいう土方さんに
「失恋したみたいですよ」」と山崎がフォローを入れて車に乗せるまで行くということにして
二人で彼女を連れて店を出て・・今に至る。。。が
ーーーーーこうなるとは思いもしなかった。
でもかわいそうだった、我慢してるなって気がして・。部屋で寝かせても・・泣いてたし。・・彼女には言わなかったけど。