絡み酒の女
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ーーー「あの、斉藤さん、・・お仕事は何を?」
思わず聞いた茉莉に返ってきたのは“真選組”
___ズドーンと撃たれたみたいになって動けなくなる。事もあろうに警察組織。真選組の人に絡んだ。挙句引っ張って連れ込んで絡んだ。
ひたすら「申し訳ありません」と誤り倒した。
“もう2度と飲むまい”そう思うほど今回は肝が冷えた、こんなこと自体生まれて初めてだった。
「・・と、とりあえずご飯食べませんか?」
そういう茉莉の言葉に反応するように空腹を訴える音がして、
真っ赤になって照れアタフタする姿に笑いながら茉莉はキッチンに向かった
気がつけば簡単に味噌汁にご飯に目玉焼き、佃煮、おひたしで向かい合って朝食を食べている
斎藤終さん、真選組ってことしか知らない、スケッチブックで会話をするアフロの人は美味しそうに食べて、
ご飯をお代わりして手を合わせてご馳走様をして“おせわになりました”と書いて見せて去っていった。・・こっちの方がおせわになりましただけど。
お茶碗を洗いながら、なんか落ち込みが減った気がしていた、あんな驚くようなことと反省すべきことがあれば悲しみも薄らぐ。
___「ありがとね、斎藤さん」二日酔いの頭痛を感じながらぽつりと言って笑った。
終は屯所へ駆け足で戻った、着替えて会議へ行かなきゃ遅刻になる!!!
部屋に戻り必死で着替えているところへ土方がヌッと顔を出して「昨夜はどこへ泊まった?」と声をかけてきた
縮み上がるように驚いて土方を見るとニンマリしていて、「昨日の酔っ払い女とか?」とさらに言われて
急いでスケッチブックに“送っていって私まで寝入ってしまっただけです“と書く。
「ほぉおおお、でもお前にしちゃあ、珍しい行動だな、・・ああ今日は有給にしといた。
近藤さんがお楽しみだったら遅れてくるだろうから、休みにしてやれってさ」
覗き込むように言われて終は思いっきり顔を振りながら違う違うとジェスチャーで訴えた。
「そ〜か。そ〜か。」
土方は終の背中をぽんぽんと叩いて笑いながら出ていくのおいかけようとしたら・・・
そこに、山崎。沖田。永倉・・が話を盗み聞きしていてまたアタフタする終に
ニタニタした顔で「本当はどうだったんですかぃ?」と沖田に言われ
「あの後どっか言っちゃった焦りましたよ」と山崎に言われ
「終、ほんとに何もやってないのか?」と永倉に言われ
必死でジェスチャーで訴えるも通じたかどうかは謎のまま彼らの後ろ姿を見送った