アヒルの子はアヒルでいい
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ーーある日、真選組の土方から銀時に夏海を屯所によこしてほしいと連絡が入った
「どう言うことだよ?」そう聞く銀時に通訳が欲しいという
屯所で夏海の履歴書に目を通していた土方は彼女が外国語に堪能だと言うことを思い出したようで、万事屋にいると聞いた夏海を呼ぶことにしたと言うわけだ
取調べをしようにも言葉が通じない、地球人でハーフの女性。
事件現場にいたことで連行された。
日本語がダメなのは分かったが、あと喋れる奴がいないから困り果てていたのだ。
ーーーー「・・ってわけだが、行けるか?断ってもいいぞ。嫌な思いしたところへ行くのも嫌だろ?」
銀時は肩肘を机についてそういう
夏海もあの屯所にはあまりいい思い出もないし、最後は結構傷ついて出ていった経緯がある
言いたいことを言った人の顔も覚えているし、また言われるかも思うと尻込みしてしまう
「ただな、その通訳して欲しい人が女性なんだとよ、きついからな、そこの取調べ」
そこで夏海は思い出した。
愛理とのことで取調べを受けた時のことを
不安だった。・・その人がどんなことで取調べを受けているのかはわからないけれど
不安ではないんだろうか・・。
「銀さん、私、行ってきます」そう言っていた。
「俺も一緒に行くか」そう言って二人で屯所へ向かった
随分ときていないというか、前も通らない・・自分でも避けていた部分はある。
「すまんな」そう言う土方に取調室まで連れて行かれる。・・嫌な雰囲気。
夏海は嫌でもあの時を思い出してしまう
ぽんぽんと背中を叩かれて振り返ると銀時を見るとにまっと笑っていて、ほっとする
取調室では沖田、近藤、山崎がいて、・・これは怖すぎると夏海は思った。
俯いて怯えている女性にそっと近づいた。
別室でその様子を銀時と三番隊隊長斎藤が見ていた。