アヒルの子はアヒルでいい
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ーーある日、万事屋に依頼が届いた
花屋の主人からで若嫁が出産で店に出られない間手伝いが欲しいと依頼。
神楽はダメ、新八はダメだったが、適任者がいた
ーー夏海だった
華道師範免状にフラワーアレンジメントの資格、和洋両方できるとくれば花屋の親父は料金を上乗せしてくれるほどで、銀時としては収入が潤うので非常に助かる
給料は払わなきゃならないが当面二ヶ月は花屋での手伝いにかかりきりという形になった。
かぶき町のホストクラブにキャバクラ、日本料理店や花を飾る店に出入りするようになった・夏海だが相変わらずの容姿と性格で
・・ただアゴミはなぜか夏海を構っていて
若干拗れた性格もアゴミは可愛いといいニンマリと夏海の両頬を手で挟んでいう・
「これで素直でさ天使みたいなせいかくじゃ面白くも何ともないわ」と
「それ褒めてますか?」
「だって私の前じゃ普通じゃない?ってかよそじゃ大人しくて何も言わないけど、私の前ではおとなしいけど言うことはキッチリ言うじゃないの」
「アゴミさんは嘘がないから。それに見た目で人を判断しないから」
「私がこうだもの。言うはずないわよ、でも私は自分に誇りは持ってるわよ」
「この店の子はみんなそうよ」西郷はいう
「ねえ、あんた自分を変えてみない?」マジマジと夏海を見て西郷はいう
「ママもそう思う?」
「思うわ」
アゴミはじっと夏海を見る
「見た目はね、確かに一流じゃないのよ、でも3流でもないの。目も二重だし、鼻筋も通ってるの、肉のせいよ、肉のせい。顔が埋もれてるのよ、ほっぺたの肉落としなさい、体も!」
「そんなに変わらないからいいですよ」
「だめよ、あんたは女に生まれたんだから女は捨てちゃだめよ」
「だって・・小さい頃から」
夏海は顎見に今まで両親から言われたことを包み隠さず話して、自己嫌悪気味に「これでいいんです」と言った
「だめよ!」軽く両頬を軽く叩くように挟まれて、ずいっと距離3センチまで顔を近づけられ、目の前にドアップのアゴミが真剣な顔を見せる
「あなたは変われるの、今だってどれだけのスキルを自分につけてきたの?
これで見明がちょっとでも変われば百人力よ!」
「アゴミがそこまで言い出したら聞かないよ、覚悟しな夏海」西郷は酒を飲みながらにたっと笑った
「話は決まったわね、とりあえずあんたのとこの社長のパー子には断っとかないと筋がたたないわ」アゴミはそういうと夏海を引っ張って万事屋へ向かった
「というわけなのよ、私が責任持つわ、夏海を二流まで仕上げてみせるわよ」
「一流にはならんわけだ」銀時は夏海を見ていうけれど、正直別嬪ではないのでそこそこにはなるだろうとは思う、
しかしアゴミがそこまでいうのも不思議だし、二流前になれるのかも疑問だった、見てくれは銀時的には5流ぐらいだ。それをカバーするのがスキルだから。
でもこのままじゃという気もする銀時は顎みのいう通りにすることに決めた
神楽とたまたま一緒に風呂に入って、こっそりと銀時は夏海の体型を聞けば
「子供体型のガッツリ太ってる感じアル」神楽はそう言って手で太さを表現した
「・・・分かった。」銀時は頭を抱えつつアゴミにやらせるかと思った