一世一代の恋
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「凛!!!」
「凛さん!!」
側にいた沖田が駆け寄り抱き上げる。
神威も走り寄り、奪うように沖田から凛を引き寄せ抱きしめた。
「しっかりしろ。・・死なない約束だろ?しただろ?」
神威は何度も同じ言葉を繰り返す
ゆっくりと大地に染みていく凛の血に蓮は厳しい顔で
「少し・・使いすぎましたね、・・・凛。
このままでは。全く持って・・あなたの悪い癖です。
どんなものでも人でも救いたいと
闇雲に動くのはいけないと何度も言ってきたのに・
少し休みなさい。あとは彼らが戦う番です。
戦う種族に任せなさい・・虚のことも。」
小さくうなづいて凛は目を閉じた
虚は凛が与えた涙と血、
そして自らが作り上げた松陽
そしてそこに集う人間に恐れを抱き
アルタナの力を失い、
人に初めて恐れと戸惑いを感じながら
銀時の一刀と共にアルタナの中へ自ら身を投げて絶命していった。
後方では凛の出血が止まらないままで神威は抱きしめるばかりだった。
傷の深さに駆けつけた銀時たちでさえ言葉をなくした。
蓮は神威に話しかけた.
「神威、これが私たちの種の生き方です。
はっきり分かったでしょう、明らかな違いを。
それでも彼女の生き方を否定しないのなら、これからもあなたに預けます
・・彼女は夜兎の生き方も、地球人の生き方も認めている
葛藤しながらも悩みながらも・・・
何百年もそうして生きて来たからです。
できないと言うのなら
私は・・このまま彼女を連れて帰ります.
もう二度と貴方には会わせません」
「・・・・た・・さない」
神威の声が震えていた。
「渡さない、誰にも。・・絶対に渡さない。渡さない。」
蓮は無言で神威を見つめた.。
まるで心を覗くかのように。
凛と同じ目何かを見透かすような金色の瞳で。
「・・・あなたも、困った人に愛されてしまったようですね。」
手を伸ばし、神威の腕の中にいる凛のほほに触れた
「・・一つだけ伝えておきます。
・・・これだけ血を使い、これほどの怪我でも生きているのは
地球人でも夜兎でも考えられません。
でもこの怪我で確実に彼女は不老不死の輪から外れてしまった・・
命の期限が切られたんですよ。
私の血を使えば不老不死を取り戻せる。。
双子ですから、そのためにお互いが存在する。
かなりの血が必要になります
彼女の体は再生され記憶も薄れていくでしょう。
新しく生き直すのですから・あなたたちの存在は消える。
その時は貴方には凛から去ってもらいます。
新たにあなたの記憶を植え付けられても困ります。
私はこんなふうに凛を変えた貴方に怒りは持っているのですよ。・
・・神威
本当は彼女が気づく前に貴方が去ってくださるのが一番良いのですけどね。
意識が戻る前に全てを終わらせたいのですよ。」
・・・それは神威と同じように歳をとり、病気も怪我もする人間に近い生き方になる、命さえ短くなる
かたや
今までと同じ、不老不死、
そして神威を忘れ、真っ白になった彼女と離れるか
どちらかを選ぶと言うこと。
でもその前に蓮は神威にはなれろと言っている。
目覚める前に真っ白に戻したいと言っている
神威にもどっちがいいかなんてわからない
過ごした時間を全て忘れ、神威の存在すら忘れ
不老不死に戻る・・・
出会う前の彼女に戻るだけのこと。
「凛さん!!」
側にいた沖田が駆け寄り抱き上げる。
神威も走り寄り、奪うように沖田から凛を引き寄せ抱きしめた。
「しっかりしろ。・・死なない約束だろ?しただろ?」
神威は何度も同じ言葉を繰り返す
ゆっくりと大地に染みていく凛の血に蓮は厳しい顔で
「少し・・使いすぎましたね、・・・凛。
このままでは。全く持って・・あなたの悪い癖です。
どんなものでも人でも救いたいと
闇雲に動くのはいけないと何度も言ってきたのに・
少し休みなさい。あとは彼らが戦う番です。
戦う種族に任せなさい・・虚のことも。」
小さくうなづいて凛は目を閉じた
虚は凛が与えた涙と血、
そして自らが作り上げた松陽
そしてそこに集う人間に恐れを抱き
アルタナの力を失い、
人に初めて恐れと戸惑いを感じながら
銀時の一刀と共にアルタナの中へ自ら身を投げて絶命していった。
後方では凛の出血が止まらないままで神威は抱きしめるばかりだった。
傷の深さに駆けつけた銀時たちでさえ言葉をなくした。
蓮は神威に話しかけた.
「神威、これが私たちの種の生き方です。
はっきり分かったでしょう、明らかな違いを。
それでも彼女の生き方を否定しないのなら、これからもあなたに預けます
・・彼女は夜兎の生き方も、地球人の生き方も認めている
葛藤しながらも悩みながらも・・・
何百年もそうして生きて来たからです。
できないと言うのなら
私は・・このまま彼女を連れて帰ります.
もう二度と貴方には会わせません」
「・・・・た・・さない」
神威の声が震えていた。
「渡さない、誰にも。・・絶対に渡さない。渡さない。」
蓮は無言で神威を見つめた.。
まるで心を覗くかのように。
凛と同じ目何かを見透かすような金色の瞳で。
「・・・あなたも、困った人に愛されてしまったようですね。」
手を伸ばし、神威の腕の中にいる凛のほほに触れた
「・・一つだけ伝えておきます。
・・・これだけ血を使い、これほどの怪我でも生きているのは
地球人でも夜兎でも考えられません。
でもこの怪我で確実に彼女は不老不死の輪から外れてしまった・・
命の期限が切られたんですよ。
私の血を使えば不老不死を取り戻せる。。
双子ですから、そのためにお互いが存在する。
かなりの血が必要になります
彼女の体は再生され記憶も薄れていくでしょう。
新しく生き直すのですから・あなたたちの存在は消える。
その時は貴方には凛から去ってもらいます。
新たにあなたの記憶を植え付けられても困ります。
私はこんなふうに凛を変えた貴方に怒りは持っているのですよ。・
・・神威
本当は彼女が気づく前に貴方が去ってくださるのが一番良いのですけどね。
意識が戻る前に全てを終わらせたいのですよ。」
・・・それは神威と同じように歳をとり、病気も怪我もする人間に近い生き方になる、命さえ短くなる
かたや
今までと同じ、不老不死、
そして神威を忘れ、真っ白になった彼女と離れるか
どちらかを選ぶと言うこと。
でもその前に蓮は神威にはなれろと言っている。
目覚める前に真っ白に戻したいと言っている
神威にもどっちがいいかなんてわからない
過ごした時間を全て忘れ、神威の存在すら忘れ
不老不死に戻る・・・
出会う前の彼女に戻るだけのこと。