一世一代の恋
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「それに、・・・よく考えたら俺たち夜兎より
あなたの方が絶滅危惧種じゃないか。
あと3人?4人?この前のあなたの父親がどこかで再生したとしても・・・
俺とならハーフでも子孫を残せるよ? お望みなら、何人でも。」
「違う、夜兎には夜兎が・・そうじゃないと・・」
「俺はハーフで十分・」
にっこりいう神威に
忘れてるんじゃないかと改めて確認する
「神威。あなたがおじいちゃんになっても
私は多分このままよ、
あなたの何十倍も何百倍もかけて年齢を重ねていく。
知ってて言ってるの?」
「・・俺と神楽の母親もアルタナの影響を受けた変異体で不死だった・・
ただ星を離れたせいでそれも無くなったけど
だから不死と言われてもなんの驚きもない」
平然と言って除ける神威に正直戸惑ってしまっていた
「この前は引いたけど、もう引かない。
返事次第では・・・・乱暴でも連れていく
はいと言えば準備もあるだろうから地球(ここ)に
少しの間だけ置いていく、
でもいいえならすぐ拐っていく。」
「・・・・それって・・もう選択肢はないような気がするんですけれど?」
「そうだよ、ないよ、与える気はないから」
ニコニコしていう神威を凛は呆れたように見つめた。
物陰から阿伏兎はこのやりとりをハラハラしながら見ていた。
”ほとんど脅しじゃないか。
どっちにしても自分のものにするんだろうが、
このすっとこどっこい・・”と、思っていた。