一世一代の恋
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ーーーー「何やってんのかな?」
そんな声が聞こえて振り返った瞬間何かが動いた。
「おね〜さん、大丈夫?あ。後ろ見ないほうがいいよ」
目の前に三つ編みの少年?青年?がニコニコした顔で立っていた
ーーー同時に襲いかかる大量の血の匂いーーー
恐る恐る振り返るとそこにさっきの天人が横たわっていた
「ああ〜。みちゃダメって言ったのに。」
ぺろっとその手を舐める男の口元に血がついていた。
「なぜ・・」
「へ?」
「ここまでする必要が・・」
「心外だな、せっかく助けてあげたのに。
あのまんまやられてよかったの?」
蒼い瞳が凛をじっと見た。
同じようにも凛その目を見た・・・
心のどこかで警戒音がけたたましくなる
用心しろと・・・
「お姉さん、地球人じゃないよね?」
「え?」
「そんな瞳の色の地球人はいないよ、紫に煙った奥に金色の瞳」
ぐいっと手を引き、感情のない笑い顔を浮かべて
「気に入っちゃった、拐って行こうかな」そう言った。
こう言う時心が一気に冷えるのが凛とも言える
危機に陥れば陥るほど心が冷えて冷静になってどうすべきかを考える
「手を離してくださる?
そんな馬鹿力で持たれたらあざが出来てしまうわ」
ひんやりとした声でそう言うと
その男はへえ、と言った顔でパッと手を離した。
まるでおどけるかのように顔の横に掌を広げて
「逃げないなら痛い事はしないし、傷つけることもしないよ」
そして・・・「黙ってついておいでよ」と
低めの声でそう言って背を向ける。
ついてかないとまずい、表通りに出るまでは・・・
・
「あれ?凛が見当たらないアルと思ったらいた〜〜!!」
・・救世主の登場・・だった