眼鏡紳士
「仁王君、24日の夜は空いてますか?」
「どうしたん、ヒロ。なんぞ、用が?」
「用という程ではないのですが…」(モジモジ)
「なんじゃ、照れんでもええじゃろ」
「あの…でも…いくら仁王君でも、こんなお願いはしづらくて…」
「お願い?」
「実は…24日にうちでクリスマスパーティをする予定なのですが、あの…父も祖父も忙しい身なので…かといって自分が演じるわけにもいかないし……」
「…ん?」
~24日~
「メリィィィクリスマァァァス!」
「きゃー♡」
「良かったですねぇ、なっちゃん。サンタさんが来てくれましたよ」
「うん!」
「さすが変装の名人ですね、仁王君」
「くそ…覚えてろよ、ヒロ…よいこが寝た後にしっかりプレゼント貰うからな」
柳生があまりにも嬉しそうに笑うので、心の中で悪態をつくのが精一杯の仁王だった……
「どうしたん、ヒロ。なんぞ、用が?」
「用という程ではないのですが…」(モジモジ)
「なんじゃ、照れんでもええじゃろ」
「あの…でも…いくら仁王君でも、こんなお願いはしづらくて…」
「お願い?」
「実は…24日にうちでクリスマスパーティをする予定なのですが、あの…父も祖父も忙しい身なので…かといって自分が演じるわけにもいかないし……」
「…ん?」
~24日~
「メリィィィクリスマァァァス!」
「きゃー♡」
「良かったですねぇ、なっちゃん。サンタさんが来てくれましたよ」
「うん!」
「さすが変装の名人ですね、仁王君」
「くそ…覚えてろよ、ヒロ…よいこが寝た後にしっかりプレゼント貰うからな」
柳生があまりにも嬉しそうに笑うので、心の中で悪態をつくのが精一杯の仁王だった……