眼鏡紳士


「仁王君、こんな所でサボってたのですか?」

教師すら探し出せない俺のベストプレイスを、こいつはいとも簡単に見つけだす。

「…さすが風紀委員。目敏いねー」
「茶化さないで下さい。あまり素行が悪いと部活停止になりますよ。仁王君はうちの大事な戦力なんですから」
 
……戦力ね…


「ヒロに言われたらしゃーない。授業に出てやんよ」

俺は腹いせにヒロの唇を奪ってやった。


「!?…にっ、仁王君っっ!!」

かったるい授業には、この真っ赤になった可愛い顔でも思い出していよう。
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