眼鏡紳士


「なあ、ヒロ、“ぎゅっ”てしてくれよ」

「……何バカなこと言ってるんですか。私は仁王君に勉強教えに来たんですよ?まだ一問も解いてないじゃないですか」
「してくれたら、俺この問題解けそうな気がする」
「…………わかりました。少しだけですよ?」
「やりっ♪」

ぎゅ―――っ

「…あー…ヒロのいい匂いがする…」
「…~~もういいでしょ、勉強して下さい」

ぎゅぎゅ――――っ

「!?ちょっ…!仁王君っ離したまえっっ」
「もうちょっとだけ♪」


結局こうなるんですよねぇ…
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