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観音坂独歩
『観音坂独歩です。昨晩はお世話になりました。』
○○△△
『登録ありがとうございます😀
いえいえ、こちらこそ無理矢理引き留めてしまって!』
観音坂独歩
『いえ、本当に癒されました。お店が開店したらぜひまた伺わせてください。』
○○△△
『そう言っていただけると大変嬉しいです🤗こちらこそよろしくお願いします🙇♂️』
朝御飯兼昼御飯のコンビニのサンドイッチを食べながら△△はスマホの画面を眺める。
観音坂独歩のLINEのアイコンは初期設定のままで、出会ったばかりなのになんだか彼らしいなと思う。連絡をくれるかどうか半々ぐらいに思っていたので最初にメッセージが来たときは胸が高鳴った。
とにかくまず見た目がどストライクだ。それにあのやつれ具合が庇護欲を掻き立てる。
やましさは抜きにして、本当に精神を病んでしまって美容師を辞めてしまった同僚を何人も見てきたし、自分もそうなりかけてたから単純に心配に思ってしまうというのも本音である。
本当に出会ったばかりでこんなに気になってしまう人は初めてだ。
業者に入ってもらうような内装は終わっているので、残りはインテリアや材料の収納。明後日からはモデルを呼んで撮影をする予定なので今日中には終らせて、明日は掃除と準備をしたい。
前はヨコハマの有名店で働いていたが上と揉めて急に退社することとなった。なので独立したが前のお客さんを引っ張ってこれない分より集客に力を入れなくてはいけない。
観音坂さんが嫌じゃなかったら撮影のモデルをお願いしたいところだ。今お願いしているメンズのモデルさんにはあのアンニュイな雰囲気の人がいないから、というもっともな理由をつけて、実際は会いたいだけだったりする。
駄目元でまた夜ぐらいに連絡してみよう。
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