虚構のアイランド・2

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  • その1239

    20250211(火)07:35
    「先に言っておこう。これから伝える任務に参加できない者は、パイロットを降りてもらう」
    ラウトとアージンは、ハッと溢してしまった。
    堂山の警告文に、驚きを隠せなかったのだ。

    『パイロットを降りる』、という事は。

    アイランド30

  • その1238

    20250210(月)07:24
    「重大な……任務?」
    アージンが言った。
    表情には若干、戸惑いの雰囲気が漂っていた。

    隊員達が耳を傾けていると信じて、堂山は軽い警告文を告げた。

    アイランド30

  • その1237

    20250210(月)07:18
    無言の時間はなかった。
    一礼の後、堂山は早速本題の前置きを述べた。

    「状況が飲み込めなくなるかもしれんが……今回集まった頂いたのは、これからの[サウザンズ]、いや、[スロープ・アイランド》全域に関わる重大な任務を抱えているからだ」

    アイランド30

  • その1236

    20250209(日)09:22
    「此度は忙しい中、時間を割いていただき、感謝する」
    堂山は4人のパイロット部隊に対して、一礼をした。
    礼を返したのは、ネロ以外の3人の大人だった。

    アイランド30

  • その1235

    20250209(日)09:17
    不適切な態度だとわかっていても、ボーデンや堂山は注意をしなかった。
    若者達を呼んだのは自分達であり、手間を取らせてしまったのだから。
    細かい事は気にせず、総指揮官が名もなき臨時集会を開始させた。

    アイランド30

  • その1234

    20250208(土)07:26
    アージンがリーダー格に気遣い無用の返答をした。
    ラウトは……若干面倒くさそうな態度を示していた。
    関係上、上の立場の人達が目前にいるので、瞳を逸らす程度で済ませた。

    アイランド30

  • その1233

    20250208(土)07:17
    2人の若いパイロットに出迎えの挨拶をしたのは、リーダー格のボーデンだった。
    「よく来てくれたな。作業でこき使われただろう」
    「いいえ。多少の運動にもなりましたので、これくらいお安い御用です」

    アイランド30

  • その1232

    20250207(金)07:35
    対して、監視等の業務に携わる隊員用の回る椅子に、パイロット部隊の最年少、ネロ・アマリーノが座っていた。
    [ノータブル]の黄色いロボの出現前までの明るくて強気な彼の姿はなく、暗い表情のまま、じっとしていた。

    アイランド30

  • その1231

    20250207(金)07:21
    ★★★
    ラウトとアージン、2人の若きパイロットが司令室に向かうと、見慣れた顔が3人いた。
    [サウザンズ]の総指揮官・田辺堂山と、【ペンタグラム】のパイロット部隊のリーダー格であるボーデン・ブランは、司令室の中央の位置に立っている。

    アイランド30

  • その1230

    20250206(木)09:01
    コーヒーを購入したアージンも、自分の分を飲み干していた。
    空き缶入れのゴミ箱の穴に、そのまま差し込むように入れた。
    空き缶を捨てた後の2人のパイロットは、食堂から姿を消した。

    アイランド29