虚構のアイランド・2
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その1269
20250226(水)07:10暴走の阻止に際して、堂山が言い渡す重大な任務とは。
「扇浜、並びに[ノータブル]を全力で撃つ。すなわち、[スロープ・アイランド]の『南北』戦争を開始する」
「ええっ!」アイランド30
その1268
20250225(火)07:29行政が扇浜の介入を許してしまった以上、他の対抗策を掲げなければならない。
暴走した男の好きなようにさせると、[スロープ・アイランド]全域が荒れ果ててしまいかねない。
防衛戦でも、血を流す者達はいたのだ。
このままだと、[アイランド]の地が赤く染められてしまうおそれがある。アイランド30
その1267
20250225(火)06:57行政側は誰も、扇浜を止めなかった。
穏便に過ごしていこうと考えたツケが、ここで出てきてしまった。
平和に暮らそうと思い込みすぎて、デタラメな怪物の存在を肯定せざるを得なかった。
自分達に、何の政策も講じれなかったのだから。アイランド30
その1266
20250224(月)10:51襲撃の矛先が[ノータブル]から[サウザンズ]へ向けられている時点で、怨みを持っていてもおかしくない状況だった。
『北』優位の扇浜の方針は、変えていかなくてはならない。
本来ならば、行政の議会が機能していれば、こうならなかったのだが。アイランド30
その1265
20250224(月)10:47[ノース・エリア]の住民達は扇浜に従い、[サウス・エリア]の住民達からあらゆる物を搾取した。
購入代金の上乗せ、サービスの制限、乱雑な扱い……。
[サウス・エリア]の不満は爆発した。アイランド30
その1264
20250223(日)07:27緊急会見を強引に開いた扇浜は、[アイランド]内の南北の地域に優劣をつけたのだ。
それも、[ノータブル]が管轄する『北』を優位に立たせて。
『南』を見下して、落とし込んでもいいと会見で述べた。アイランド30
その1263
20250223(日)07:24『扇浜』という人物の名前で、若者2人は直近の一連の出来事を振り返った。
《虚像獣》のデマが溢れかえってから日が経つと、扇浜が[スロープ・アイランド]全域の放送を乗っ取った。アイランド30
その1262
20250222(土)07:51「政権?」
「まさか……扇浜総指揮官?」
アージンが答えを推測した。
堂山とボーデンが同時に、首を縦に1回振った。
「そうだ。我々は暴走する扇浜を止めなくてはならないのだ」アイランド30
その1261
20250222(土)07:46憎むべき対象。
司令室を訪れた若者達に、その正体は掴めなかった。
首を傾げる2人に対し、ボーデンがヒントを与えた。
「現在、政権交代に踏み切った男がいるだろう?」アイランド30
その1260
20250221(金)08:13「《虚像獣》相手に使わない。使っても無意味なのはもちろん、わかっているだろう?」
「わかっています、だから……」
「《虚像獣》以外にも、憎むべき対象は存在している。そこに、新兵器を投入するのだ」
アージンは驚いて、声を出せなくなった。アイランド30