虚構のアイランド・2

記事一覧

  • その1409

    20250424(木)08:16
    縁より奥に両手をつけて、ハッチの内側へ登った。
    後ろでは、わざわざベルトを外して支えてくれたパイロットがいた。
    ちょっぴり、安心感を得た。

    アイランド33

  • その1408

    20250423(水)06:36
    私は、【ペンタグラム・レアリテ】のパイロット部隊の一員だ。
    コックピットに移って、来たるべき戦闘に備えなくてはならない。

    私は立ち上がって……ハッチの縁に触れた。

    アイランド33

  • その1407

    20250423(水)06:33
    また、乗り越えるべき壁ができてしまった。
    負荷が増えたからといって、何だというのだ。
    落下から【ホートリ】に乗り込んだ時だって、命がけだったじゃないか。
    今更、怖気付く気にはなれない。

    アイランド33

  • その1406

    20250422(火)06:58
    再び、危険の伴う作業が必要になった。
    コックピット後ろのスペースに縮こまっていた私は、ここで【ペンタグラム・レアリテ】に乗り移らないといけない。
    【ホートリ】はギリギリの所まで近づけてはくれるが……失敗したら命の保証はない。

    アイランド33

  • その1405

    20250422(火)06:54
    寒気が流れているので、ヒンヤリする。
    凍えそうになるのは我慢して……。

    【ホートリ】上部のカバーを開く。
    もちろん、【ペンタグラム・レアリテ】の右肩のハッチも同様だ。

    アイランド33

  • その1404

    20250421(月)07:31
    今の私の乗り方は、特例なのだ。
    【ペンタグラム・レアリテ】の背後は、雲が一面に広がる。
    灰色の濃さは違えど、どんよりとした空模様は相変わらずだった。
    上空は寒い。

    アイランド33

  • その1403

    20250421(月)07:27
    【ペンタグラム・レアリテ】の右肩の後ろに、ハッチが付いていた。
    この扉は緊急脱出時に開かれるのみで、普段はあまり使用されない。
    そもそも【ペンタグラム】シリーズは最初、ジェット機に分離された状態から始まる。

    アイランド33

  • その1402

    20250420(日)09:04
    ボーデンさんの指示だった。
    【ホートリ】のパイロットは自身も含まれていると捉え、意気の良い返事をすると、移動を開始させた。

    元々豪速のスピードを出せる戦闘機に、【ペンタグラム・レアリテ】の右肩へ接近するのに時間を要しなかった。

    アイランド33

  • その1401

    20250420(日)09:00
    私は搭乗の意志を伝えようとした。
    「私、乗れる準備はできています。誘導をお願いしたいのですが……」
    『わかった。右肩にお前専用のコックピットが内蔵されている。まずは【ホートリ】で近くまで寄ってくれ』

    アイランド33

  • その1400

    20250419(土)06:28
    【ペンタグラム】の真下に飛んでいる状況では、激しい火花が散るのは必然的だ。
    砲弾やミサイルが飛び交ってしまえば、コックピットから出られなくなるだろう。

    巨大ロボのコックピットに座るのなら、今のうちだ。

    アイランド33