虚構のアイランド・2
記事一覧
その1459
20250511(日)21:35普段は冷静にまとめ役を果たすボーデンさんだが、今は現状に耐えろと訴えているようにしか見えなかった。
無惨な最後にさせてしまうであろう姿に涙ぐむとリーダー格は思っていたのだろう。
だけど私はもう、割り切っている。アイランド34
その1458
20250511(日)21:32私が牢獄の中に閉じ込められている最中に、[島]全体の混乱が生じていたなんて……!
『同期の人間を倒したくない気持ちはわかる!だが、既に命令が通達されているのだ!我々は正規軍上層部からの命に従わざるを得ない!申し訳ないが、乗り越えていってくれ!』アイランド34
その1457
20250511(日)19:18『心配無用だ!住民達は既に他の[島]へと避難している![ノータブル]を、扇浜を落とすのに集中すればいい!』
「扇浜総指揮官を……?」
『奴はこの[島]の首相になり、南北の差別化を図った!北が富んで、南が貧しくなる政策を掲げたのだ!』アイランド34
その1456
20250511(日)18:57「何故なんです?」
『[スロープ・アイランド]では《南北戦争》を開始する。我々は[ノータブル]に対して、宣戦布告を示したのだ!』
戦争……?
「住民達の人命はどうなるんです!」アイランド34
その1455
20250511(日)18:54『コックピットは守られましたから!』
『防御の話ではない!こちらから仕掛けている事実について、君にはまだ説明していないだろう?』
……そういえば。どうして【ペンタグラム・レアリテ】がわざわざ[ノータブル]上空を飛んでいるのか、私は知らされていない。アイランド34
その1454
20250511(日)18:51綱が叩き込まれたショックの後、両目を開いた私。
ボーデンさんから、連絡が入った。
『突然の伝達ですまない燃華。だがこれだけは聞いておいてくれ!』アイランド34
その1453
20250511(日)18:49綱の末端から10メートル程、【ペンタグラム・レアリテ】の右肩に命中した。
やはり、私が気に食わないらしい。
バリアが守っているおかげで損傷は免れたが、電撃の光が眩しい。
レバーを握る私の両目を、閉じる隙をつくらせていた。アイランド34
その1452
20250511(日)18:38ロボの右手に手のひらサイズの棒を持ち、先端からくねくねとした淡い水色の光の綱が出てきた。
右腕が垂直にあがり、真下へと振り下ろす。
綱が引っ張られるように、落ちていった。アイランド34
その1451
20250511(日)18:34『ミサイルをぶち込んだのは、そっちの仲間の戦闘機でしょ!』
フン!という水希の気合いと共に、両サイドの2体のロボの手が振り払われた。
水色のロボが突進を開始する。
アイランド34
その1450
20250511(日)06:57水色のロボの両腕に、赤と黒の2体のロボの手が絡みついたままだった。
同期の私が、ここで説かないと。
「水希。扇浜総指揮官の指示だろうけど、もう止めよう?刃向かわなければ、攻撃しないから」アイランド34