虚構のアイランド・2

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  • その1609

    20250719(土)06:22
    未だに子供達は、私達を馬鹿にしてくる。
    ネロよりも年下であるのに。
    きっと、[ノータブル]で扇浜が色んな悪い面を吹き込んだのであろう。
    真相の真偽を問わずに。

    アイランド36

  • その1608

    20250718(金)06:27
    弱体化が免れない私達を見ているからなのか。
    クスクスと笑う、双子の子供達の声が聞こえた。

    『あーあ。使いこなせてないねえ』
    『架空の化け物専門のロボットじゃあ、能力低いよね』

    アイランド36

  • その1607

    20250718(金)06:21
    完全に、動作を封じ込められしまった【ペンタグラム・レアリテ】。
    《剣》の炎が舞うだけで、他になす術がない。
    炎も段々と、鎮静化していく状態である。
    潜在的なパワーですら、脆くなっていく。

    アイランド36

  • その1606

    20250717(木)08:52
    『無闇に動かすなラウト!』
    『くっ……畜生!』
    今度は長い付き合いであるアージンさんに注意され、ラウトさんはコックピット内の壁をグーで叩き付けてしまった。
    かなり悔しがっている、顔つきだった。

    アイランド36

  • その1605

    20250717(木)08:49
    ラウトさんの諦めは、悪かった。
    もがきながら、左脚を曲げようと試みる。

    失敗に終わった。
    稲光の程度が、大きくなっただけである。

    アイランド36

  • その1604

    20250716(水)04:55
    無理矢理に動かそうとしたせいで、左脚に稲光が走った。
    ボーデンさんが確認したようで、彼はラウトさんに注意した。
    『落ち着け!ラウト!』
    『身動き取れねえなら、何にもできないっすよ!』

    アイランド36

  • その1603

    20250716(水)04:52
    発言が挑発じみていて、乗ってしまう仲間はいた。
    怒りっぽいラウトさんだった。

    『クソッ……生意気なんだよ!』
    彼は彼で、脚を動かそうとしていた。

    アイランド36

  • その1602

    20250715(火)04:57
    『でっかい機体が潰しにかかる光景を見たいのに、つまんないなあ』
    クスクスと笑う少年達。
    目上への敬語すらないのだから、失礼極まりない発言ではある。
    戦闘の最中で、物の言い方の指摘する暇はない。

    アイランド36

  • その1601

    20250715(火)04:55
    動く気配のない自分達の機体に四苦八苦していると。
    子供の声が流れてきた。
    当然、[ノータブル]側の双子の少年達しか、雲海上にはいない。
    『どうしたの?固まっちゃって』

    アイランド36

  • その1600

    20250714(月)07:35
    もう答えは出ているに違いない。
    水希との戦いには落ち着いていた私に、焦りが出てきた。
    双子の少年達の乗るロボ達が、【ペンタグラム・レアリテ】を制御しているとはっきりしていて、この様である。

    アイランド36