虚構のアイランド・2

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  • その1689

    20250816(土)06:02
    パイロット同士のやり取りにも、雲海上の空の様子にも、静けさが増していた。
    本来なら、異常を感知しなければ、[サウザンズ]へ帰還するのだが。

    『まだ、あのおっさんは出てないっすね』

    アイランド37

  • その1688

    20250815(金)06:28
    『【アンメア・ラーグ】とかいう機体? 姉ちゃんの攻撃は凄まじかったっすよ……ネロの評価は確かだぜ?』
    『あれはあっという間に消滅したからな……』
    アージンさんもラウトさん相手には敬語を捨てていた。

    アイランド37

  • その1687

    20250815(金)06:21
    敬語の使い方を指摘せず、ボーデンさんは同調した。

    『あまり手を、下せなかったからな』
    『3機共、性能自体は優れてましたよ。双子の2機相手は解除しなければ、倒せませんでした』

    アイランド37

  • その1686

    20250814(木)07:47
    疑問よりも個人の感想のように、ラウトさんが述べた。

    『なんか、呆気ない終わり方っすねー』
    砕けた感じの敬語なので、ボーデンさん相手に話しているのだろう。

    アイランド37

  • その1685

    20250814(木)07:42
    そうだとしても、相当の戦力で私達を迎え撃つ体制を取るだろう。
    【ホートリ】のミサイル投下まで、あったのだから。

    この違和感は、『ライト・アーム』の中にいる私以外にも、感じていた。

    アイランド37

  • その1684

    20250813(水)06:23
    今回の《戦争》にて、【ホートリ】並の戦闘機の類いは一切なかった。

    実に、奇妙である。
    [ノータブル]側には《戦争》の件を詳しく告げていないと、ボーデンさんから聞いた。

    アイランド37

  • その1683

    20250813(水)06:18
    《虚像獣》の討伐活動の際には、これら3機の出撃は確認されなかった。
    別の戦闘機で対処している方が、多かった。
    火力の弱い戦闘機で、ちまちまと攻撃していた。
    結果、私達の3倍以上も討伐に時間を費やす事も度々あった。

    アイランド37

  • その1682

    20250812(火)04:56
    水希の【アンメア・ラーグ】、[ノースフィールド家]の双子の【セース・ゼウォニー】と【ピコ・ザーニィー】。
    これら3体のロボが[ノータブル]の主戦力と捉えていいのは確かだ。
    だが……本当にこの3機のみの所有しかない、のはあり得ない。

    アイランド37

  • その1681

    20250812(火)04:52
    ★★★
    雲海上には、驚くほどに【ペンタグラム・レアリテ】と【ホートリ】十数機しか飛んでいなかった。
    どちらも、私達の所属の基地である[サウザンズ]の持ち物だ。
    南側に位置する[サウザンズ]の反対、北側の[ノータブル]から、機体らしき兵器は出現しなかった。

    アイランド37

  • その1680

    20250811(月)09:44
    ヨーネンとドーレンの[ノースフィールド家]の双子は、己と機体の特殊能力を過信していた。
    故に操縦の技術を磨いてこなかった。
    爆破に巻き込まれたら何もできずに、機体ごと下に落とされるだけ。
    浮遊が不可能となった2体のロボは、熱い雲の中へと沈められていった。
    再び、這い上がる様子はなかった。

    アイランド36