虚構のアイランド・2

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  • その1729

    20250902(火)12:34
    燃え盛っているので左手で押さえる事ができない。
    消火機能が機体に備わっていたら、炎自体は消えるが……。
    【アブソルテ・ゾル】は右腕を、45度の角度の範囲でブンブン振っていた。

    アイランド37

  • その1728

    20250902(火)12:31
    気づくまでの時間が足りなかったせいで、【アブソルテ・ゾル】の右腕が炎に包まれた。
    右腕のみが灼熱に飲み込まれている。
    『ぬう! 熱すぎるぞ!』
    敵対しているのに、私達の攻撃にケチをつける扇浜。

    アイランド37

  • その1727

    20250902(火)12:26
    扇浜は回避した気になっていたが、残念だ。
    まだ、【レアリテ】の《剣》の届く範囲内。
    逃げ切っていない。

    いい気になっていた扇浜だが、《剣》の炎の一部が、【アブソルテ・ゾル】に伸びていく。

    アイランド37

  • その1726

    20250902(火)12:23
    刃の周りを纏わりつく小さな炎は、まるで活発な龍のように、畝りをあげている。
    方向性は不規則だ。
    刃に絡みつくだけの炎もあるし、周辺の物体に移る炎もあった。
    植物のツルに、似ているのだ。

    アイランド37

  • その1725

    20250902(火)12:16
    『生温いぞ! 弱っちい炎じゃあな!』
    これくらい平気だと扇浜が宣う。
    しかし、小手調べとして頻繁に使用される《剣》の特性を、舐めてもらっては困る。
    剣の刃は形成されるので固くなるし、柔らかくもなる。

    アイランド37

  • その1724

    20250902(火)06:27
    斜め上の方向に伸びているので、実際には頭部より長くなっている。
    小火みたいにミニマムでも、炎は炎である。
    【アブソルテ・ゾル】が緊急回避しても、おかしくはなかった。
    剣先が機体まで近づくと、一瞬で右にずらした。

    アイランド37

  • その1723

    20250902(火)06:13
    馬鹿の一つ覚えみたいに突進ばかり仕掛けてくる扇浜と【アブソルテ・ゾル】。
    4度目の衝突を揺れに見舞われる前に。

    柄から、炎が放出された。
    直立に持てば、頭の天辺ぐらいまで伸びた。

    アイランド37

  • その1722

    20250901(月)08:39
    【アブソルテ・ゾル】か離れた。
    距離が開いた僅かなチャンスを、逃してはならない。

    『ライト・アーム』から《剣》の柄を取り出す。
    フル回転で飛び上がる柄を、左手で受け取った。

    アイランド37

  • その1721

    20250901(月)08:36
    ボーデンさんが言った対策は、私も同じように考えていた。
    炎の力を付随できる《剣》ならば、扇浜の接近を阻止しやすい。
    他の武装では発動に時間がかかるし、炎より範囲を広げられない。

    アイランド37

  • その1720

    20250831(日)06:45
    『燃華!』
    「ボーデンさん!」
    『同じ手みたいですまないが、《剣》を出せ! 炎で扇浜を遠ざける!』
    「機体に触れると溶けるからですね?」
    『そうだ!』

    アイランド37