虚構のアイランド・2

記事一覧

  • その1859

    20251030(木)08:58
    私はネロの暴徒化を止めた。
    「ネロ。私は大丈夫よ。大人しくして」
    『燃華……』
    ネロの心には、憤りが残っていた。
    まだ、部隊の皆が手を出して欲しくない。
    全然、理由を聞けてないから。

    アイランド39

  • その1858

    20251029(水)06:35
    『俺はもうガキじゃねぇ!』
    『反骨精神むき出しの態度で、堂々と大人って宣言できるなあ』
    『何だと!』
    ネロが扇浜に噛み付いていた。
    ありがたいけど、このままだと戦闘が長引いてしまう。

    アイランド39

  • その1857

    20251029(水)06:31
    意図が、理解できなかった。
    『争いを生む』と言ったけど、どうして、そんな事を……。

    『輝の奴と、お前の部隊にいる弟のガキが[南]の双子っつーのは、ハナから知っていた』

    アイランド39

  • その1856

    20251028(火)06:19
    話す決心をした男に、時間の猶予はいらなかった。

    『争いを、生むためさ』
    「争いを?」
    『そうでもせんと、改革は進まんからな』

    アイランド39

  • その1855

    20251028(火)06:15
    ……本気で最後の日と、決め込んでいるのか。
    あれだけの突進をしてきているのに。
    いや、覚悟して臨むから、高火力で衝突してきても平気なんだろう。

    私達は、扇浜の発言を待った。

    アイランド39

  • その1854

    20251027(月)08:41
    『なんだ。ただの気まぐれか……。
    まあいい。本当は、秘密にしておきたかったがな』
    「……どういう意味ですか?」
    『重要機密で押し通したかっただけだよ。もういい、最後になりそうだから、話すぜ』

    アイランド39

  • その1853

    20251027(月)08:37
    隠密な業務では使用できないタイプだと、思ってしまった。

    だが、今は性能の評価は後だ。
    私の抱く疑問の解決が先。
    古くさい機体の中身は、無視した。

    アイランド39

  • その1852

    20251026(日)06:37
    「いえ。単純な憶測では、いけませんか?」

    【アブソルテ・ゾル】は左腕を思いっきり上から下へと振った。
    きっと、装填時に取り外した使用済みの弾倉でも捨てているのだろう。
    どこもかしこも旧式なんだなあ。

    アイランド39

  • その1851

    20251026(日)06:27
    聞く耳を持ってくれたのはよかった。
    お礼を述べず、そのまま疑問を口にした。

    「どうして、一ノ宮輝さんを……連れていったのですか?」
    『ほう、ボーデンの野郎が漏らしたか?』

    アイランド39

  • その1850

    20251025(土)05:57
    ケタケタと笑うように聞こえるから、馬鹿にしてると思いがちだが。

    『いいじゃねぇか。装填も時間かかるし、話ぐらい聞いてやるよ』
    【アブソルテ・ゾル】の左手は、弾の装填に苦戦していた。

    アイランド39