虚構のアイランド・2

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  • その1869

    20251104(火)06:20
    最初は頑丈なバリアと照準のズレにより、破壊は免れたのだが。
    複数も同じ部分を狙われたら、いつかは……。

    《剣》の刃の炎に、燃え盛る勢いが増した。
    炎の刃の幅は、【レアリテ】の胴体と同等の長さまで広がった。

    アイランド39

  • その1868

    20251103(月)08:55
    それが流れてくるのは、厄介だった。
    音が出ると同時に、【アブソルテ・ゾル】の中心あたりが3回程点滅していた。

    つまり、カメラアイに照準を定めていたハンドガンが、発砲したのだ。

    アイランド39

  • その1867

    20251103(月)08:50
    炎を纏った《剣》を、徐々に上げていった。
    柄の部分を、両手で持つようにする。
    銃弾を《剣》で回避しよう、と決心した時。

    音が、聞こえた。
    太鼓をかなり強く叩いたような音。

    アイランド39

  • その1866

    20251102(日)06:29
    本音を言うと、理由付けには十分不足している。
    しかし、あまりに長引くと……【レアリテ】にもガタが来る。
    5人の人間を背負って戦いに挑む【レアリテ】を、落とされるわけにはいかない。

    アイランド39

  • その1865

    20251102(日)06:26
    『マズイ! またカメラアイに照準を……』
    『燃華! とっととやってしまえよ!』
    部隊のメンバーも迫り来る危機に気付いていた。
    アージンさんとラウトさんのちょっとした動揺で、はっきりと伝わる。

    アイランド39

  • その1864

    20251101(土)06:28
    また、カメラアイを壊す気でいる。
    【レアリテ】よりも小ぶりな機体の【アブソルテ・ゾル】。
    カメラアイを壊せば、モニター画面は砂嵐の地獄に巻き込まれる。
    どうにかしてでも、私達を倒したいのだろう。

    アイランド39

  • その1863

    20251101(土)06:24
    『楽しいで満足できねえよ。争いを生むにはこっちの方がいいのさ。
    軍の上に申し上げるよりも、な』
    【アブソルテ・ゾル】の組まれた両足で固定されていたハンドガンが動いた。
    グリップは左手で握られている。
    銃口が、斜め上に向けられていた。

    アイランド39

  • その1862

    20251031(金)06:20
    愚かであろうと、私は反論しなくてはならない。
    今は《戦争》の最中。
    扇浜を打ち負かす為に、コックピットに座っている。
    「ネロも輝も曇らせて、楽しいのですか?」

    アイランド39

  • その1861

    20251031(金)06:06
    雌ネズミ。それは当然、私を指す蔑称であった。
    かなり急所を突かれたようで、私の心はチクリと痛んだ。
    引っかかったのは確かに事実。
    馬鹿な人間ではないと、堂々と言い返せない。

    アイランド39

  • その1860

    20251030(木)09:04
    【アブソルテ・ゾル】の頭部が、上を向いた。
    そろそろ、装填が終わる頃かもしれない。

    『共有・共鳴の能力で、[南]の双子をハラハラさせてやった。正体を知れば一発で見抜くと思ってたんだがなあ。
    まさか……引っかかる雌ネズミがいたとはよお……』

    アイランド39