虚構のアイランド


ほぼ毎日2本ずつ更新します。
下からお読みください。


後日まとめて掲載します。

無断転載はおやめください。

記事一覧

  • その168

    20230904(月)11:16
    私達の予測に反して、[ノース・エリア]の帰還は10分もかかっていた。
    これはもはや、[ノータブル]側にやる気があるのかどうか、疑うレベルである。

    帰還を確認してから、パイロット部隊はコックピットから降りる許可を得た。
    【ペンタグラム】の出撃なしに、虚像獣は消滅した。

    アイランド5

  • その167

    20230904(月)11:12
    戦闘機の帰還も、迅速ではなかった。

    [ノース・エリア]内の管轄基地は、[ノータブル]が担当している。
    左斜め下の、2キロ程の地点に存在している。
    瞬発的に移動が可能な戦闘機ならば、数分あれば到着する。

    アイランド5

  • その166

    20230903(日)06:28
    [ノース・エリア]の戦闘機が基地に戻るまでは、私達パイロットはコックピットから降りられない。

    戦闘機の帰還の様子を、私は地図データの点で追っていた。

    アージンさんの話を聞くと、【ペンタグラム】みたいなロボ形態を[ノース・エリア]も所持しているらしい。

    アイランド5

  • その165

    20230903(日)06:24
    虚像獣の反応は、消えていた。
    討伐処理を遂行した戦闘機は、3機程である。

    やはり少ないし、技術力も不足しているのでは…?
    私は[ノース・エリア]の稼働状態がおかしいと感じた。

    アイランド5

  • その164

    20230902(土)06:30
    アージンさんの行動を真似るように、私達残りのパイロットも状況確認した。
    異常性の有無は1人の独断で決めてはいけないからだ。

    地図のデータは任務遂行に必要となる為、精密度は高かった。

    アイランド5

  • その163

    20230902(土)06:25
    総指揮官の報告のすぐ後、アージンさんも状況の変化に気づいていた。
    彼はパネルを操作して、地図のデータをチェックしていた。

    『本当ですね。虚像獣の情報がロストしていました。』

    アイランド5

  • その162

    20230901(金)06:32
    『どうした?』
    ボーデンさんが尋ねた。
    総指揮官のセリフが、途中で途切れたからだ。
    別に通信回線自体に、支障は起きていない。
    なので、総指揮官はすぐに回線に応じた。

    『今、報告が入ったんだ。虚像獣の消滅を確認したと。』

    アイランド5

  • その161

    20230901(金)06:26
    司令室と回線を繋いだのはボーデンさんだが、傍聴自体は私や他のパイロットも聞き取る事ができた。

    『致し方あるまい。[ノース・エリア]地上でも被害が拡散されている。これ以上は危険だ。
    始末書はこちらで手配して処理する。君らは戦闘に…!?』

    アイランド5

  • その160

    20230831(木)09:11
    「苦戦する理由が思いつかんな。新米兵でも、これ1匹だったら倒せてもおかしくないぞ。」
    リーダー格のボーデンさんの発言だ。

    彼は息を吐いて、司令室に回線を繋げた。
    「堂山。あと10分経過しても生存してるなら、応援に向かいたいんだがいいか?」

    アイランド5

  • その159

    20230831(木)09:06
    普段は寡黙なアージンさんも、[ノース・エリア]の任務遂行には苦言を呈していた。

    「能力値的に見れば雑魚レベルに近いな。他に特異な性質を持っているかと言えば、送られた画像は見慣れた典型的な虚像獣だ。」

    アイランド5