虚構のアイランド


ほぼ毎日2本ずつ更新します。
下からお読みください。


後日まとめて掲載します。

無断転載はおやめください。

記事一覧

  • その248

    20231014(土)06:25
    ラウトさんに悪気はないし、朋美にも「また動きにくい服装なんか着て!」と指摘されていたので、私は深く落ち込まなかった。

    それよりも、まずは緊急で召集された理由を知りたかった。
    巨大モニターの映像で、答えはわかるのだが。

    アイランド8

  • その247

    20231014(土)06:20
    コンサートで着て行った服装について、ラウトさんにつっ込まれた。
    最年少のネロがある意味フォローじみた反論を言った。

    ラウトさんはスマンスマン、と軽く謝っていた。

    アイランド8

  • その246

    20231013(金)06:22
    「すまんな。休暇中の発散時期に。」
    「いいえ。急用では致し方ありません。」
    「お前、またその格好(白いワンピース姿)で行ったのかよ…。」
    「えっと…。」
    「ラウト!燃華似合ってるからいいじゃんか!」

    アイランド8

  • その245

    20231013(金)06:18
    格納庫には、同チームのパイロット部隊の人達や、整備士達が揃って1台の巨大モニターに集結していた。
    私は同じ位置に固まるパイロット部隊の人達の元へ近寄った。
    アージンさん以外が後ろを振り向いた。

    アイランド8

  • その244

    20231012(木)11:27
    ★★★
    転送先は格納庫だった。
    [サウザンズ]では端末機の転送機能を使うと、基地内の自分の持ち場へと転送される。

    私はパイロット部隊だから、もちろん格納庫に飛ばされた。

    アイランド8

  • その243

    20231012(木)11:24
    ボーデンさんの言う通りで、朋美も司令室から連絡を受けていた。
    息の合った私達は、鞄にしまっていた端末機を取り出した。

    《Teleport》のパネルを、軽くタッチした。

    アイランド8

  • その242

    20231011(水)06:13
    はい!と私ははっきりと返事をした。
    電話の回線を切って、朋美に相談した。

    「あのさ、朋美。」
    「わかってるわ。丁度私の携帯にもかかってきたから。行きましょ。」

    アイランド8

  • その241

    20231011(水)06:11
    ボーデンさんがかなり頼み込んでいる。
    これは急がなくては。

    「わかりました。今すぐ飛びますので、まずは朋美と話してみます。」
    『彼女も了承すると思うが…。いいだろう、早く来るんだぞ?』

    アイランド8

  • その240

    20231010(火)06:33
    私は近くで電話している朋美をチラッと見た。
    はい、わかりました、と相槌を打っているようだった。

    「朋美にも確認してみます。」
    『彼女は彼女で、司令室の管理職から連絡を受けている。早急に飛んでほしいんだ。』

    アイランド8

  • その239

    20231010(火)06:30
    「はい、創竜です。」
    『もうコンサートは終わったんだな。燃華。』
    「ええ。今から帰宅するところですよ。」
    『それはよかった。今から[サウザンズ]に来てほしい。重大発表があるんだ。』
    ボーデンさんがそう言ってきた。

    アイランド8