虚構のアイランド


ほぼ毎日2本ずつ更新します。
下からお読みください。


後日まとめて掲載します。

無断転載はおやめください。

記事一覧

  • その288

    20231103(金)06:29
    ラウトさんは、今回も相変わらずの口説きぶりだったが。
    今のネロの様子は、おかしかった。

    会見の時もほぼ固まった状態だったので、まだ引き摺っているのだろう。

    アイランド9

  • その287

    20231103(金)06:23
    私は話し合いに口を出したりはしないが、気持ちは理解できた。
    普通に相槌を打っていた。
    たまにラウトさんやネロが許容範囲内のちょっかいをかけてくる時は、喋ったりするけど。

    アイランド9

  • その286

    20231102(木)11:48
    問題点はいくらでもあったのに、会見などの公の場で強引に押し通す扇浜。
    決まって「正規軍を通しているから」という一言を付け加えるから、私達の出身まで示されたらぐうの音もでない。
    話し合いを設けず、単独で仕切ろうとする扇浜に、皆頭を抱えていた。

    アイランド9

  • その285

    20231102(木)11:44
    「[サウス・エリア]内の虚像獣はこちらで迅速に処理できますから、いいんですけど…。」
    「[ノース・エリア]っすよ、厄介なのは。前回の戦闘でも随分ノロノロ動いていたですし。」
    2人とボーデンさんは、扇浜の会見内容の話題で持ちきりだった。

    アイランド9

  • その284

    20231101(水)06:27
    ラウトさんとアージンさんの、根本的な意見は一致していた。
    2人は正規軍の同期で、年齢も変わらないとの事で、肝心な部分は気が合うようだ。
    ラウトさんとネロみたいに、小競り合いが発展するのも少なかった。

    アイランド9

  • その283

    20231101(水)06:24
    「扇浜の会見は、ブーイングものだったな。
    ラウトは他の者達と一緒になって吠えていた。
    冷静なアージンも、表情を一変するぐらいだ。」
    「そりゃそうでしょうよ?尻拭いは嫌だけどよ、野放しにするのも相当キツいっすよ?」
    「俺も同感です。」

    アイランド9

  • その282

    20231031(火)06:23
    「ああ、あの野郎か…。」
    「ラウト、一応階級的には扇浜が上だぞ?」
    「でも今は呼び捨てだろ?」
    「呼び捨てもアウトではあるが…。」
    「まあ今は話題の張本人は聞いてないし、それでいいだろう。」
    ボーデンさんは扇浜の呼び捨てを、今は認めた。

    アイランド9

  • その281

    20231031(火)06:19
    「ラウトはさておきですが…。俺も特別、変化はありません。
    扇浜の会見は気掛かりですが…。」
    続いてはアージンさんの発言だ。
    やはり歳上のボーデンさんの手前、敬語で話していた。

    アイランド9

  • その280

    20231030(月)11:53
    ほとんどの確率で、ボーデンさんの発言は揶揄いの意味を含んでいた。
    ラウトさんは慌てて否定したけど、怒る様子はなかった。
    集会では日常茶飯事なので、聞いていた私達は普通に流していた。

    アイランド9

  • その279

    20231030(月)11:45
    「んー。特に変化はないっすよ?」
    「お前の場合はそうだろうなぁ。酒とか女とか嗜むぐらいだし。」
    「いやいやいや、たまに有力な情報持ってくるんすよ?侮ってはダメですって!」
    ラウトさんの行動に、ボーデンさんは納得していた。

    アイランド9