虚構のアイランド


ほぼ毎日2本ずつ更新します。
下からお読みください。


後日まとめて掲載します。

無断転載はおやめください。

記事一覧

  • その428

    20240112(金)06:14
    【ペンタグラム】は5機のジェット機で構成される巨大ロボットだ。
    どうしても体型は、太くなりがちである。

    奥に立つ黄色のロボの胴体は、細い。
    火力が十分に蓄えられているとは思えない。

    アイランド12

  • その427

    20240112(金)06:12
    『まさか、こんな小さなロボットが…?』
    『俺達の乗る巨大ロボでも、倒せなかったんだぜ…?』
    アージンさんとラウトさんの同年代コンビが驚いた。
    距離自体は300メートル程離れてる為、実際のサイズは異なるかもしれない。

    アイランド12

  • その426

    20240111(木)11:38
    その機体の両手には、これまた黄色に塗装されていた銃らしき武器が握られていた。
    微かにだけど、銃口と想定する先端から白い煙が出ていた。

    虚像獣が消滅したのを考慮すると…誰が仕留めたのか予想がついた。

    アイランド12

  • その425

    20240111(木)11:35
    緑の光点は、[ノース・エリア]との境界線より北に位置していた。
    つまり、黄色い細身の人型ロボットは、[ノース・エリア]の範囲内でに立っていた。

    棒立ち状態で浮遊していたロボット。

    アイランド12

  • その424

    20240110(水)06:29
    虚像獣の突如の消滅に気を取られすぎて、緑の光に気がつかなった。
    座標データには緑の光が点灯されたままだ。

    これはラウトさんの指摘だった。
    照合しているかどうかも考慮して、もう一度周辺をチェックした。

    アイランド12

  • その423

    20240110(水)06:22
    《槍》は握られたまま、普通の速度で雲上スレスレまで降りてきた。
    第3の敵が潜んでいる可能性も否定はできない。
    司令室でも確認中らしい。
    現状報告も兼ねて、虚像獣の存在した地点の周辺を調べた。

    アイランド12

  • その422

    20240109(火)07:32
    現状の把握に努めるために、虚像獣の消滅地点まで降りていった。
    地点の正確な数値は、座標データが記録している。
    数値の誤差が出ない限りは、信用して辿り着いても問題はない。

    アイランド12

  • その421

    20240109(火)07:27
    その影響で損害賠償の請求もされる懸念もあるからだ。
    私達の手で防げるのならば、実行せざるを得ない。

    【ペンタグラム】の身体のバランスは、元に戻った。

    アイランド12

  • その420

    20240108(月)11:23
    アージンさんの指摘通り、緊急ブレーキをかけていた。
    放置しておくと、そのまま雲を突き抜けて地上に落下する恐れがあるからだ。

    2次被害は、私達の行動でも注意しなければならない点がたくさんある。

    アイランド12

  • その419

    20240108(月)11:19
    『誰だ!緊急ブレーキをかけたのは!』
    『落ち着けアージン!敵が消滅した!』
    『消滅…ですか?』

    年上のボーデンさんに対しては、敬語に変えるアージンさんだった。

    アイランド12