虚構のアイランド


ほぼ毎日2本ずつ更新します。
下からお読みください。


後日まとめて掲載します。

無断転載はおやめください。

記事一覧

  • その448

    20240122(月)06:21
    任務も報告もそつなくこなすアージンをよく見ているラウトさんにとっては、アージンさんが私を庇う方針には衝撃的なんだろう。

    これにはボーデンさんや総指揮官も、首を傾げていた。
    「なぜ、そのような事を言うのだ?」

    アイランド13

  • その447

    20240122(月)06:16
    「今は、我々が知るべき時ではないのかもしれません。総指揮官。」
    「えっ!?」
    私よりラウトさんが驚いていた。
    彼とアージンさんは過去に同じ基地で活動していたのもあり、互いをよく知っている。

    アイランド13

  • その446

    20240121(日)12:22
    ネロが私の腕を強引に引っ張っていく程だったから、彼にとっては内緒にしておきたいのだろう。
    報告の場とはいえ、今ここで打ち明けてしまっていいのか、不安だった。

    私が悩んでいると察したアージンさんは、総指揮官にこう言った。

    アイランド13

  • その445

    20240121(日)12:19
    「何か、知っているのか?」
    「そういや急にネロに連れていかれたよなぁ燃華。変な事吹き込まれたのか?」
    ラウトさんがボーデンさんに続いて、私に聞いてきた。

    私は、戸惑っていた。

    アイランド13

  • その444

    20240120(土)06:24
    「知り合い…でしょうか?」
    ラウトさんの『知り合い』発言に反応した私は、自然と口を開いた。

    私が悩んでいる様子を見たボーデンさんが、声を掛けてきた。

    アイランド13

  • その443

    20240120(土)06:18
    「突然ですね…。あの黄色のロボと関係があるのでしょうか?」
    アージンさんの憶測だった。

    「ネロは一応、[サウス・エリア]出身っすよね?アイツ、そんなに知り合いがいたんすか?」

    アイランド13

  • その442

    20240119(金)06:21
    総指揮官が尋ねた。
    これには、ボーデンさん以外も話のやり取りに参加していた。

    「いや…ずっとピンピンしていたっすよ?ロボが現れる前は、なんですけど。」
    ラウトさんが先に言った。

    アイランド13

  • その441

    20240119(金)06:17
    黄色のロボと[ノータブル]についての謎は解決に時間がかかる為、今の報告業務時点では短く切り上げた。

    私達が気掛かりなのは…。
    「ネロが…体調不良を訴えたそうだが、前兆は見られたか?」

    アイランド13

  • その440

    20240118(木)06:14
    「俺は忠告しようとしたが、回線も開かずに戻っていったぞ。」
    「指摘、ご苦労だった。[ノータブル]はならず者の集団なのだろうか…。」
    「あちらも正規軍の管轄なんだ、それはないと思うがな…。」
    総指揮官とボーデンさんで報告のやり取りをしていた。

    アイランド13

  • その439

    20240118(木)06:09
    扇浜が公の会見をする前に、総指揮官は司令室で今回の規則変更について扇浜から宣言されていた。
    公の会見で、変更は正式に決定されたのに。

    「決定早々これか…。もう違反しているのではないか。」

    アイランド13